HSPの私は、LINEが超苦手でした。
LINEが苦手な理由
- 短文だから相手の気持ちが理解しづらい
- 相手の感情を読み過ぎてネガティブになる
- すぐ相手から返事が届いて疲れる
少しずつに誰もが使っているLINEが、めんどくさいと感じるようになったんです。
今回はそんなHSPさんが、”LINE疲れ”から解放される方法を紹介。
LINEのストレスは0にはできませんが、イライラしない程度に減らすことはできましたよ。
HSPでLINEが苦手な状況!そっけない内容が嫌?
まずはHSPがLINEを使っていて、苦手だと感じるシチュエーションを見ていきます。
あなたはどの状況で疲れを感じますか?
① 相手のそっけなくて短い文章に困る
LINEの特徴は短文でやり取りできること。
連絡事項などを伝えるときは便利ですが、世間話をするときはHSPにとってストレスになります。
なぜなら短文すぎて、相手の意図や感情が理解しづらいから。
自分で勝手に相手の感情を読もうとすると、どんどんネガティブな方に考えちゃうんですよね。
普段の会話でも、相手の言動に過敏に反応してしまうHSP。
それが短文でのやり取りとなると、相手の気持ちがわからない分だけ、自分で嫌な想像をしてしまいます。
こんな状態が続けば、LINEでやり取りするのにドンドン疲れてしまうんですね。
② 長文を送ったのに既読で返信がない
相手の気持ちが気になるのは文章からだけではありません。
こちらが返信したのに、既読だけついて返事がない。
もしくは何時間も経つのに既読すらつかないと、『私、何かした?』と不安になりませんか?
- 相手が嫌がることでも言ってしまったのか
- もともと嫌われてて嫌気が差したのかも
このように相手から返事が届くまでの間、モヤモヤして精神的に疲労がたまります。
単に返事を忘れていたり、用事が忙しい場合が多いのに、『もしかしたら』と悩んでしまうんですね。
こういった思い過ごしは友達と実際に話している場面でも疲れる原因となります。
参考⋙HSPは友達といると疲れる?友達付き合いで心掛けたいコト
③ 『早く返信しないといけない』⇒LINEに疲れる
相手がサクサクと返信するタイプだったら、そのテンポに合わせなければと無理をします。
先ほどのように相手の気持ちを読むことに過敏なHSP。
そんな繊細さんがLINEで早いテンポでやり取りが続くと、どんどん疲れてきます。
『友達とのやり取りは続けたいけど、LINEがしんどい』という状態に。
相手の返信が早ければ早いほど、急かされてるようで焦燥感が襲ってきます。
これではどんどんストレスが溜まってしまいますよね。
④ HSPはグループLINEにも向いていない
先ほどまではLINEの1対1のシチュエーションでした。
ただLINEにはグループLINEもありますよね。
1対1の関係性でも、あれだけ疲れやすいLINE間のコミュニケーション。
それが1対複数人になると、一気に心への負荷が高まります。
- これを言ったら○○さんはどう思うかな。
- △△さんの言葉で□□さんが傷ついてるかも
- なぜ自分の意見だけみんなスルーするの?
このように自分が参加していないやり取りでさえ、気にしてしまいませんか?
結局、どのタイミングで発言すればいいかなどでも悩みだしヘトヘトに。
グループLINEに誘われるのも憂うつになってしまいますよね。
参考⋙HSPが人と関わりたくない原因とは?一人になりたい願望
⑤ LINEがめんどくさくなると通知音にビクっとし始める
LINEへの苦手意識が強くなってくると、通知音も嫌になってきます。
- 通知音が鳴ったらLINEを見ないといけない
- 相手の気持ちを把握して返信してあげないといけない
このように『すべき』という思考があると、通知音がなるだけで嫌な気持ちになってしまいます。
HSPでLINE疲れになる状況
- 相手の気持ちを読み過ぎてしまう
- 相手の既読無視にも過敏に反応する
- 早く返信をしないとと急かされて疲れる
- グループLineになるとストレスがさらに倍
- 最終的には通知音が嫌いになる
HSPでLINEが苦手なときの5つの対策
先ほどのHSPのLINE疲れを踏まえて、どのように対策すればいいのか解説していきます。
全部で5つありますが、全てを実践する必要はありません。
できるものからチャレンジしてみてください。
私も今ではLINEを使うときの不安や憂うつさが、すごく楽になりました。
① LINEは連絡手段をメインで使う
まず1つ目の対策は、LINEの使うタイミングについてです。
便利ゆえに何でもLINEで済ませがちですが、HSPさんにとっては疲労の原因に。
私がオススメするのは、連絡事項を伝えることをメインにした使い方です。
- 明日は◯◯に△時に駅前に集合ね!
- 昨日、学校休んだ分のノート持っていこうか?
相手が『了解』とか『YES・NO』で返信して完結するような、連絡事項のやり取りでLINEを使います。
こう決めるだけでLINEでのやり取りで疲れることは減りますよ。
相談事だったり雑談までLINEで行うと、相手の気持ちや感情がわからない分だけ脳が疲労します。
LINE自体の使い方を自分なりに決めることで、使用頻度を減らすという対策になります。
② “LINE苦手キャラ”を浸透させる
LINEの使い方を限定すると、友達や知人とのやりとりも減ります。
このときにスムーズにLINEの使い方を減らすために効果的だったのがキャラ変でした。
LINEを連絡事項だけに使う前から、『あまりLINEを使っていないキャラ』に移行したんです。
- LINE返すの忘れちゃうんだよね
- 家に帰った後はLINEは寝る前しか使わないんだ
- あまりLINEが得意じゃないんだよね
このようにLINE苦手キャラを浸透させることで、LINEの使用頻度が減ります。
友達や知人とのコミュニケーションは実際に会ったときで十分。
HSPだと普段の会話でも相手の言動で過敏になりがち。
それをLINEだけでも減らせるのは、精神的に楽ですよ。
空いた時間を使えば、波長が合う人と付き合うこともできますし。
参考⋙HSPと相性の良い人の見つけ方!相性の良い悪いを見極める方法
③ 相手のLINEのクセを知る
- 既読がつくのに返信がない
- LINEの返信がそっけない
このように相手のLINEの使い方が原因で、過敏に反応してしまうとき。
このときはまず相手のLINEのクセを知りましょう。
もしかするとあなたと同じように、LINEに苦手意識を持っているのかもしれません。
全員にそっけないように見える返事をしているなら、あなたが気にする必要もありませんよね。
それに相手がよく返信を忘れる人なら、既読がついて返信がないのも日常ということ。
気になる人が普段、どのようにLINEを使うクセがあるのか。
そのクセを知れば、相手の感情を読もうとしすぎて疲れることも少なくなります。
共通の友達や知人がいれば、それとなく聞いてみましょう。
④ LINEの通知音をオフにする
LINEへの苦手意識を変える方法もあります。
それがLINEを主体的に使うというもの。
どうしてもLINEは、『通知が鳴ったらチェックする』という風に受け身になりがちです。
ただこれを『暇になったからLINEを使う』と主体的にできれば、苦手意識も薄まります。
主体的に使う工夫が、”通知音をオフにする”という方法です。
通知さえ気づかなければ、勉強や仕事中にLINEに邪魔されることはありません。
勉強や仕事など、自分にとって大切なことを優先する。
その合間にスマホを触って、LINEがきていたら返信する。
このように主体的に使うことで、”LINEに使われる”ことが無くなりますよ。
夜にLINEから離れて睡眠の質も向上します。
⑤ スマホ断捨離をする
最後はLINEだけじゃなくて、端末の光や音などの刺激から解放される方法。
それがスマホ断捨離になります。
例えば休日のお昼から夕食までの間、スマホを家に置いて外出しましょう。
公園や神社で自然が多い場所へいって心身のリフレッシュを行います。
このようなスマホ断捨離は今、日本以外の国でも注目されているリフレッシュ方法。
PC・タブレット・スマホを家に置いて、半日だけお出かけするだけ。
簡単でお金もかからないので、まずは1回だけ試してみてはいかがでしょうか?
私も半信半疑でしたが、今では最低月1回はスマホ断捨離をしています。
スマホ断捨離中の過ごし方
- 図書館で本を読む
- 神社のベンチでのんびりする
- 滝を見にウォーキングする
- 河川敷で川のせせらぎを聞く
スマホ断捨離と合わせて自然が多い場所にいくと、気分転換の効果がUPしましたよ。
自然が多いスポットで、以前から気になった場所があったのなら、ぜひスマホ断捨離をおすすめします。
HSPのLINE疲れ対策
- 連絡事項をメインで使う
- LINE苦手キャラを浸透させる
- 相手のLINEのクセを知る
- 通知音をオフにして主体的に使う
- 休日にスマホ断捨離をしてみる
HSPはLINEで疲れる人が多い!利用時間を減らしつつ主体的に使おう
LINEはSNSの中でもとても便利なコミュニケーションツールです。
ただ便利すぎるがゆえに、HSPにとっては苦手なシチュエーションが生まれやすいんですね。
なのでLINEを完璧に使おうとするのは辞めましょう。
LINE苦手キャラを浸透させて、利用時間を減らし、連絡事項だけで使うのが理想です。
また通知音を消したり、休日にスマホ断捨離することで、LINEのめんどくささから解放される時間を作るのも大切。
LINEはあくまで便利に使うツールです。
あなたがLINEに使われて毎日を追われないように心がけたいですね。
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