HSPだとバイトができない?バイト中の辛い瞬間や怖いときの対応

HSPとアルバイト HSPと仕事

HSPだと、確かにバイトで大変な瞬間は多いです。

他の人は何ともない環境やシチュエーションでも、HSPにとっては苦痛。

そんな職場で働き続けると、バイトを辛いと感じたり辞めたいと悩んでしまうのも当然です。

今回は『HSPでバイトができないときの原因や対応』についてお話しします。

  1. HSPでバイトができない3つの原因
  2. バイトが辛いとき辞める前の対処法
  3. HSPでバイトが怖いときの働き方

この3つのポイントを抑えれば、あなたに合った働き方や職場が見つかります。

少しずつアルバイトや働くことに慣れていく方法もあるので、安心してください。

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HSPだとバイトができない?バイト中の疲れる状況

まずHSPだと、アルバイトでどういったシチュエーションがきついかを見ていきます。

ハッキリと苦手な状況やシチュエーションを自覚することで、対策が練れますよ。

① 職場にHSPならではの苦手な刺激がある

私の場合は、職場の音や匂いに辛いと感じることが多かったです。

こういった五感への刺激は、HSPの方ほぼ全員に当てはまるのではないでしょうか?

周りの人はスルーするような五感への刺激も、HSPにとっては辛い刺激になります。

職場の刺激

  • 工事や車の騒音
  • トイレや下水の匂い
  • PCのまぶしい光
  • 電波
  • 室内外の気温差

こういった刺激は自分で防げるものと、防げないものに仕分けしましょう。

そしてどうしても苦手な刺激が避けられないなら、バイトを変えるという選択肢も出てきます。

② 繊細な人にとって苦手な人間関係が苦痛【お客や職場】

HSPと合わない人

アルバイトの業種によっては、人間関係の悩みがついて回ることもあります。

例えば客層が悪かったり、職場の上下関係が厳しかったり、ハラスメントがあるなど。

HSPでない人でもストレスになる人間関係ですが、HSPにとっては心身へのダメージは甚大です。

人間関係の辛さ

  • 高圧的な客が多い
  • 酔っ払いの客が多い
  • 職場の上下関係が厳しい
  • 社員さんが怖い

お客に対してのストレスは、せっかく以外のバイトを選ぶなどで解決できます。

また職場の人間関係も100%ではありませんが、ストレスを減らす方法はありますよ。

参考⋙HSPだと人と会うと疲れる!話すと消耗する原因と回復方法

③ 働き方が合わないことで疲れる

コールセンターのバイト

刺激や人間関係だけが、HSPにとってのバイトの悩みではありません。

私が当時バイトをしていたときは、シフトが多くて体力が回復できないという悩みがありました。

“予定がないから”と毎日のように出勤をする日々。

新人バイトが入る予定もなく、ずっと忙しい毎日を送っていました。

働き方が合わない例

  • シフトが希望より多い
  • 1日で働く時間が長い
  • 休憩時間が少ない
  • ノルマがある

働き方については、バイトを選ぶときに安全策を取れます。

シフト自由や週1からOKといった求人なら、少ないペースで働くことも可能。

また働き始めた後でシフトが増えたときも、店長に相談するなど手段はあります。

ただHSPで上司に強く主張するのが難しい場合は、辞めるという選択肢も検討しましょう。

HSPでバイトが辛い瞬間

  1. 苦手な五感への刺激がある
  2. お客や職場の人間関係が辛い
  3. 働き方が合わないから疲れる
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HSPでバイトが辛い!辞めたいときの決断や対応

HSPでバイトをするとき、どのように対応すればいいのか。

先ほどの辛いシチュエーションを踏まえて考えて行きます。

実際に私がアルバイトしていたときの体験談も載せています。

① 繊細さんが感じる刺激は”回避”と”軽減”で対応

HSPだとバイトが辛い

HSPにとって職場に苦手な刺激があるとストレスが大きいですよね。

そこで考えたいのが”回避”と”軽減”です。

理想なのは苦手な刺激を回避できること。

私は音や匂いが苦手でしたが、音に関してはシフトをずらして回避していました。

具体的には夜遅い時間帯に働くことで、工事現場の騒音を回避したんですね。

ただ曜日や時間帯をズラして、苦手な刺激を全て回避することはできません。

そこで現実的な方法になるのが、刺激の軽減です。

例えば私はトイレ掃除が苦手だったのですが、マスクに好きな香りのアロマをしみこませました。

これで苦手なトイレの匂いを軽減したんです。

HSPといっても苦手な刺激は個人差があります。

なのであなたにとって苦手な刺激を、回避・軽減できないかを考えて行きましょう。

② バイト先の人間関係のストレスへの対応について

険悪な関係の解消法

バイト中の人間関係のストレスについては、どのように対応すればいいのでしょうか。

基本的には刺激の避け方と同じで、まずシフト調整を考えます。

例えば常連客で苦手な人がいるなら、その人が来店する曜日や時間帯を避ける。

同じく苦手な先輩や上司とは、できるだけ職場で同じ日に出勤しないようにするなど。

理想なのは苦手な人に会わないことなので、まずはシフト調整できないかを考えましょう。

あとは苦手な人が素を出せない環境にいる方法もあります。

例えば怖い先輩が苦手なら、上司の社員さんと仲良くなるとか。

また高圧的な社員が苦手なら、お客さんの前で接客するように心がけるなど。

このように相手が素を出せない環境を自分で作ることはできます。

参考⋙HSPと合わない人を避けて波長が合う人との巡り合う方法

③ どうしてもバイトに行きたくないなら職場を変える

HSPにとって苦手な刺激や人間関係は、まず対応策を考えて行きます。

ただ全ての苦手なモノやヒトが避けられるわけではありません。

どうしてもHSPでバイトを続けるのが難しいときは、バイトを変えることも検討しましょう。

その仕事が合わなかったからといって、あなたが劣っているわけではありません。

人と人に相性があるように、人と仕事にも相性があります。

バイトを辞めるかどうかの判断基準は、『時間で解決できるかどうか』で考えると決断しやすいです。

例えば苦手な先輩がいるけど、相手が卒業して辞める予定があるなら我慢する選択肢もありますよね。

ただパチンコ屋で働いていて、騒音が辛いという問題は時間では解決できません。

このように時間で解決できる問題かが、バイトを続けるか辞めるかの基準になります。

HSPでバイトしやすい職場を作ろう

  • 刺激や人間関係はシフト調整で減らす
  • 苦手な刺激を緩和できないか考える
  • 苦手な人が嫌いな人と仲良くなる
  • 時間で解決できない悩みなら、バイトを変える
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HSPでバイトが怖いときも大丈夫!続かない人向けの働き方

HSPで繊細だから、どんなバイトも続ける自信がない

そんなときのために、HSP向けのアルバイトについてお話しします。

自分らしく働ける職場はきっと見つかります。

あなたが知るべきなのは、次に話す『バイトの選び方』なんですね。

① HSPにとって苦手な刺激がない職場を探す

HSPのバイト選び

まず苦手な刺激があるときは、そういった刺激が少ない職場を選びます。

HSPといっても苦手な刺激には個人差があります。

あなたが苦手とする刺激が少ない職場を探しましょう。

刺激を避けるバイト選び

  • 騒音が苦手…本屋など静かな場所で働く
  • お客への接客が苦手…軽作業など接客がない仕事を選ぶ
  • 職場の人間関係が嫌…ウーバーイーツなど一人でできるバイトを選ぶ
  • 太陽の光が苦手…駅地下にあるお店で働く

刺激がないバイト選びが、最重要ポイントとなります。

確信が持てない時は、候補となる職場へ下見をしましょう。

実際に足を運んで苦手な刺激がないか、事前に確認できます。

② 職場の人間関係は下見をして確認する

リゾートバイト

人間関係のストレスは、働いてみないとわからない部分もあります。

ただ事前に職場で働く人を確かめることができるんですね。

それが先ほどもチラッと言った下見。

飲食店ならお客さんとして来店して、職場の人間関係をチェックできます。

接客業じゃなくても、職場の近くをウロウロして、どういった人が働いているのか確かめることは可能。

HSPだからこそバイトに応募する前は事前確認を慎重に行いましょう。

参考⋙HSPと相性の良い人の見つけ方!相性の良い悪いを見極める方法

③ HSPでバイトが怖いときは在宅から少しずつ始める

もしHSPで繊細なことから、バイトを始めるのが怖いとき。

そんなときは無理をしてアルバイトを始める必要はありません。

HSPの状態と向き合いながら、バイトに少しずつ慣れていく方法を考えましょう。

私が実際に試したのは『在宅から始める』といった働き方。

いきなりバイトするのが怖かったので、まずスマホのお小遣いアプリを使いました。

アンケートモニターは複数登録すれば月5000円ほど稼げます。

アンケートモニター

  • マクロミル
  • リサーチパネル
  • アイセイ

またポイントサイトでのポイ活も組み合わせれば月1万円は平均で稼げました。

ポイントサイト

  • モッピー
  • ハピタス

こういった在宅でのお小遣い稼ぎから始めて、働くことに慣れていきます。

自信がついてきたら、次は単発バイトに挑戦しました。

1日だけ働く単発バイトなら、心身への負担も軽いので初心者にもおすすめ。

HSPで苦手な刺激さえ避ければ、練習としてバイトしてる感覚になれますよ。

単発バイトの例

  • シール貼り
  • ティッシュ配り

そして次に挑戦したのがシフト自由のバイト。

出勤曜日と時間帯を自由に決めることができるのが、シフト自由のバイトのメリット。

最初は心身へのストレスを考えて週1~2日の出勤で始めます。

そして慣れて来たら出勤数を増やして、稼ぎたい月収を目指して働くイメージ。

このようにHSPだからといってバイトができないというわけではありません。

在宅から少しずつ慣れて自信をつけていけば、HSPの繊細さんでも働けるようになれますよ。

HSP向けバイト選び

  1. 苦手な刺激がない職場を選ぶ
  2. 人間関係は下見をして確認できる
  3. バイトが怖いなら在宅から慣れていく
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HSPでバイトが怖いときは働き方や探し方を変えてみよう

HSPだと確かに周囲の人よりはバイトで苦労も多いです。

ただだからといって『HSP=バイトができない』というわけではありません。

まずは自分にとってどんな刺激や人間関係が苦手かを自覚すること。

苦手な刺激が少ない職場を選べば、もっとあなた本来の実力を発揮してアルバイトすることもできます。

もしアルバイトが怖いときも大丈夫。

在宅から少しずつ働くことに慣れていくという方法もあります。

HSP自体をどうにかしようとはせず、あなたらしく働ける職場を作りませんか?

次はこちら⋙HSP向けの結婚相手とは?結婚生活の現実

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