HSPが結婚相手を選ぶときは、慎重になった方が良いです。
勢いや成り行きで結婚相手を選ぶと、その後の結婚生活が辛くなるかもしれません。
HSPさんにとっては、普段の生活を安心して送れる人の方が結婚相手に向いています。
そこで今回はHSP向けの結婚相手の特徴について紹介。
- HSPにピッタリの結婚相手の条件
- 結婚生活の理想と現実
- 運命の人と出会い結婚するまでの道のり
この3つのポイントを抑えれば、今後どんな人に注目して出会いを探せばいいかがわかります。
『HSPだから結婚できない』というわけではないので、今からあなたに合った人を探しませんか?
HSPの結婚相手としてピッタリの条件5選
では繊細なHSPさんに合う結婚相手の条件を見ていきます。
実際に結婚後の生活を想像すると、恋人像もリアルにイメージできますよ。
① メンタルにブレがなく冷静さを持っている
安心して結婚生活を送るには、お互いが穏やかな気分でいることが大切。
なのでHSPさんの結婚相手には、『感情のブレが少ない人』が1つ目の条件に挙げられます。
相手のちょっとした感情の変化も、敏感に察知してしまうHSPという体質。
だから結婚相手がささいなことで怒ったり泣いたりすると、それだけで精神的に疲れてしまいます。
だから精神年齢が高く、『自分の機嫌を自分で取れる人』の方が過ごしやすいはず。
恋人が激情型だと、一緒にいるだけでヘトヘトになるんですよね(笑)
② 共感力か理解力のどちらかを持っている
2つ目の条件は『あなたがHSPであることを受け入れてくれること』
例えばあなた自身が、どんな刺激が苦手でどんな人がいると嫌かなど。
そんなHSP特有の悩みを受け入れてくれる人と結婚した方が良いです。
共感力が高くて、あなたが辛いことを察してくれる人が理想。
でも共感できなくても、あなたが嫌なことを理解して合わせてくれる人でも構いません。
一般常識や自分の意見を押し付けない人の方がHSPさんには向いています。
③ 趣味や仕事に没頭している
3つ目の条件は没頭する何かを持っている人。
理由は相手が何かに没頭している間、あなたが一人の時間を作れるからです。
今までは平日の仕事終わりやの休日に、一人でゆっくり過ごせていたかもしれません。
でも結婚をすると、こういった一人でいる時間が急に減るんですよね。
一人の時間がないと精神的な疲労が抜けないHSPさんにとっては、これは痛手。
なので相手が趣味でも仕事など、家の外で没頭する何かがあった方が暮らしやすいです。
自然と一人の時間を確保できるので、その分だけ二人でいる時間も大事にできますよ。
④ 経済的な不安が少ない
将来の不安や恐怖を感じやすいHSPさんもいます。
そんな人向けの結婚相手の条件が、『将来のリスクが少ない人』
もちろん安定した職業に就いているのも大事ですが、それだけではありません。
長い結婚生活を前提とすると、職業だけではないんですね。
将来のリスクが少ない人の例
- 真面目に仕事をする
- 浪費する趣味がない
- 貯金ができる
- タバコを吸わない
- お酒は休刊日を作っている
- 金融機関からお金を借りていない
共通しているのは、突発的な欲求に従わない人ですね。
ついついその時の気分で大きな買い物をしたり、暴飲暴食をする人は要注意。
今は良いかもしれませんが、将来的に貯蓄や健康でのリスクが表面に出てきます。
⑤ 自分の感覚を信じる!居心地の良さ
自分の気持ちや体調の些細な変化を感じ取れるHSP。
その特徴を活かして、自分の感覚を信じるという方法もあります。
普段の生活で、『この人といるとなぜか心が安らぐ』という人はいませんか?
それは波長が合うサインであり、素の自分でいられる証拠でもあります。
結婚生活は理想よりも、現実と向き合うことの方が多い。
だからこそ自然体でいれる相手を選ぶのも、大切なポイントとなります。
私も普段の人間関係では、長時間一緒にいても疲れない人かを意識しています。
【注意】HSP同士の結婚が絶対に良いわけではない
ここまでHSPさん向けの結婚相手の人物像をお話ししました。
先ほどまでの特徴を見ていると、『HSP同士の結婚ってありじゃない?』と思ったかもしれません。
確かにお互いにHSPであれば、一緒にいるメリットはたくさんあります。
HSP同士が結婚するメリット
- 相手にHSPへの理解がすでにある
- お互いを尊重しながら話が進む
- 穏やかな生活を送れる
ただHSP同士なら誰でも合うわけではありません。
例えばHSPといっても、苦手な刺激には個人差があります。
騒音が苦手な人と、光が苦手な人が一緒に生活を送ると、お互いがストレスの元になるかも。
それに近所付き合いや親戚付き合いでも、夫婦のどちらかが活発な方がスムーズです。
なのでHSP同士で結婚することが、必ずしも満足に繋がるわけではないんですね。
※HSP向けの結婚相手の条件
- 感情の揺れ動きが少ない
- HSPを受け入れてくれる
- 一人の時間が作れる
- 金銭面と健康面のリスクが少ない
- 自然体で入れる
- HSP同士が絶対に良いわけではない
HSPに向かない結婚相手の特徴3選
先ほどとは逆にHSPさんにとって、結婚相手に向かない特徴を見ていきます。
結婚相手といよりも普段の友達付き合いや、恋人としても避けた方がいいですよ。
① 鈍感さんはHSPとは合わない
よく結婚相手は、お互いの欠点を補える人同士が良いと言われています。
ただ繊細さんにとっては、鈍感な人と一緒に過ごすと苦労が多いんですね。
確かに鈍感さんは人間関係など活発なので、近所付き合いや親戚付き合いは助かる存在になります。
ただその鈍感さゆえに、こちらが困っていることがわからないことも多い。
HSP特有の繊細さを受けれてくれればいいけど、そもそも鈍感な人は気づくことも難しいです。
参考⋙HSPと合わない人を避けて波長が合う人との巡り合う方法
② その瞬間の感情で動く人
感情で動くタイプの人とHSPさんも相性は悪いです。
言い換えると、将来のことを俯瞰して見れない人ですね。
- 自分の意見が通らないから怒る
- 食べたい分だけ食べて、飲みたい分だけ飲む
- 収入が入った分だけ出費も多くなる
一緒にいると相手に気を遣うことが多くなります。
それに将来設計でも、意見の衝突が多くなるんですね。
HSPさんは不安をモチベーションに変える人が多い。
なので結婚相手には、冷静さや客観性を持った人の方が向いています。
③ 生活リズムや暮らし方のズレがある
お互いに性格面で問題が無くても、結婚相手に向かないケースはあります。
それが生活面での相性について。
ささいな刺激に反応するHSPさんだからこそ、生活面での相性も大事なポイント。
生活面のズレ
- 寝室の明かりを消す派と灯す派
- 相手のいびきがうるさい
- 起床時間と就寝時間が違う
- 食生活の好みが違う
- アウトドア派とインドア派
このように1日の日常を送るときに生活面でズレがあると、それがストレスに代わります。
どちらかが折れる必要がありますが、何十年もある結婚生活を考えると我慢し続けるのも辛いですよね。
HSPと合わない結婚相手
- 鈍感さん
- その瞬間の感情で動く
- 生活面での小さなズレが多い
HSPが理想の結婚相手と出会い結婚するまで流れ
次は先ほどの条件を持った人と、出会って結婚する流れをお話しします。
HSPさんにとっては、非HSPと比べ結婚への道のりが変わります。
※HSP向けの結婚相手の条件
- 感情の揺れ動きが少ない
- HSPを受け入れてくれる
- 一人の時間が作れる
- 金銭面と健康面のリスクが少ない
- 自然体で入れる
【前提】 HSPだから結婚できないわけではない
そもそも論として、HSPだからといって結婚できないわけではありません。
世間の5人に1人はHSPと言われています。
その人たちが全員結婚していないわけではありませんよね?
なのでHSPか非HSPかは、結婚するしないとは全く関係はありません。
ただ普段の生活で対人関係に悩んだときに、『向いていないかも』と感じることはあります。
この場合は先ほどの条件を満たした人と出会えば、考え方も変わっていくはずです。
① HSP向けの結婚相手は結婚相談所にいない?
では実際にどこに行けば、HSPさんと合う人が見つかりやすいのか。
結婚への本気度が高い出会いでいうと、婚活パーティーや結婚相談所が良いでしょう。
ただこういった場所は、活発で行動的な人が優位です。
周囲の刺激にも弱いHSPさんは、不利な戦いとなるでしょう。
ではどういった出会いの場所が良いかというと3つあります。
それが『職場』『趣味』『マッチングアプリ』
職場ではあなたの人柄が、すでに皆に知られています。
なのでお互いに相性が良いと感じる人を見つけやすいんですよね。
また穏やかな人に人気の趣味を見つけて、その趣味の場に参加するという方法もあります。
性格がおっとりしていて優しい人がやる趣味に、初心者として参加して出会いを探すという流れ。
穏やかな人がやる趣味
- 陶芸
- 読書
- 料理
そして3つ目の方法がマッチングアプリとなります。
マッチングアプリのメリットはコスパの良さ。
料金と出会える人の数でいうと、他の婚活と比較して群を抜いています。
プロフィール欄を見て、先ほどの条件に当てはまっていそうな人を探しましょう。
出会いの場を探すのと同時に、第一印象でマイナスイメージを持たれない対策も行うと良いですよ。
② 将来を見据えて相性が良い人を探す
プロフィールや第一印象だけでは、相手の人柄はわかりません。
そこで実際に気になる人と会うようになったら、次は相性を確かめる段階に入ります。
本当に最初の条件に当てはまっているかを確認。
※HSP向けの結婚相手の条件
- 感情の揺れ動きが少ない
- HSPを受け入れてくれる
- 一人の時間が作れる
- 金銭面と健康面のリスクが少ない
- 自然体で入れる
一緒にいて疲れないか、居心地がいいかを確かめましょう。
焦らずに冷静に将来を見据えた判断が必要になります。
参考⋙HSPと相性の良い人の見つけ方!相性の良い悪いを見極める方法
③ HSPであることを理解してもらう
もし相手がHSPでない場合は、HSPであることを受け入れてもらう段階も必要です。
相手がHSPを理解してくれるかは、結婚生活の満足度に関係してくるからです。
お互いに自分のことを話せる関係性になったら、HSPであることを打ち明ける機会を作りましょう。
もし上手く説明できる自信がないなら、相手に本を読んでもらうという方法もおすすめ。
初心者向けの本なら、非HSPさんでも読みやすいですよ。
HSPさんの結婚の流れ
- 職場・趣味・アプリで出会いを探す
- 条件に当てはまる人を探す
- 相手にHSPを打ち明ける
HSPが結婚生活で気を付けたい心得
結婚相手として合う人・合わない人の特徴を見ていきました。
最後はHSPさんが結婚した後の生活について。
どんな点に注意すれば、満足度の高い結婚生活が送れるのでしょうか。
① 生活のズレはグッズで解消
結婚をすると、お互いに生活のズレは生じるもの。
起きる時間がバラバラだったり、トイレやお風呂の使い方も変わるはず。
HSPさんの場合、まず最初に整えたいのは寝室ですね。
最初はグッズを使って悩みを解決できないかを考えます。
アイマスクや耳栓やいびき防止テープを使って、快適な寝室を作れないか模索。
どうしてもお互いの寝室作りにズレがあるなら、寝室を別にすることも検討しましょう。
② 結婚生活でつらいときは話し合い
ささいな生活のズレは、お互いの工夫で解決できます。
ただ子供のことや将来のことなど、話し合いが必要な重要テーマもありますよね。
そんなときは、お互いの意見を尊重して第三の案を探す方法がおすすめです。
やり方は簡単。
まずお互いに時間や気持ちの余裕があるときに話し合いの場を作ります。
そして相手の話をさえぎらずに最後まで聞く。
その後で自分の意見を最後まで聞いてもらいます。
そして2人の意見を元に、どちらの意見もくみ取った第三の案を考えるという流れ。
【例】引っ越し先について
- 【相手の案】都会や都心に住みたい
- 【自分の案】自然が多い場所に住みたい
- 【第三の案】都心で自然が多い場所を探す
このようにお互いの要望が入った第三の案を考えること。
問題がスッキリ解決しなくても、二人でお互いの意思を尊重しながら話し合う行為が大切です。
HSPさんは焦って結婚しないこと!後悔する前に冷静に見極めよう
HSPだからといって、結婚できないわけではありません。
なので焦って勢いで結婚相手を決めることは辞めましょう。
HSPの体質と合わない相手と結婚すれば、その後の生活は息苦しくなります。
交際や結婚前に、繊細さんに向いている相手か条件をチェック。
※HSP向けの結婚相手の条件
- 感情の揺れ動きが少ない
- HSPを受け入れてくれる
- 一人の時間が作れる
- 金銭面と健康面のリスクが少ない
- 自然体で入れる
イライラが募ると、どこかのキッカケで怒りが爆発する恐れもあります。
お互いに満足する結婚生活を送るためにも、相性は慎重に見極めたいですね。
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