HSPだと、悲惨なニュースがつらいから見れないという人が多いです。
ささいな刺激にも過敏に反応してしまう繊細さん。
事件や災害・戦争などのニュースが一斉に報道されると、精神的につらくなりやすいんですね。
そんなときは『選別』と『癒し』の、2つの対策をしていきましょう。
①信頼性の高いニュースだけを見る・②普段から自分に癒しを与える
この2つを意識すれば、ニュースを見て無駄に辛い思いをしないで済みますよ。
HSPだとニュースがつらい?報道が見れないという人が多い
HSPさんの中にはニュースが辛いと感じやすい人もいます。
私も災害や事件などでテレビの全チャンネルが同じ報道をしているときは、精神的にきついタイプです。
なぜニュースを見て辛いと感じやすいのか。
その理由を知れば、ニュースの見方も変わってきます。
① HSPがニュースを見て辛いと感じる理由
HSPと言っても、どんな刺激に反応しやすいかは個人差があります。
光や音など五感に反応する人もいれば、他人の言動や仕草に反応する人も多い。
そんな繊細さんの中でも共感力が高い人は、ニュースを見て辛いと感じやすい傾向にあります。
- ニュースの被害者側の立場で辛くなる
- 『自分も危険かも』と思い怖くなる
- 何もできない自分を責める
このように他国のニュースであっても、自分事のように感じる共感疲労で精神的に疲れることが多いんですね。
普段からストレスを感じていれば、以前までは平気だったニュースにも過敏に反応するようになります。
他人の感情や気持ちを察する能力が高いHSPさんならではの弊害がニュースの報道。
もし『HSPかもしれない』という疑問の段階なら、セルフチェックもしてみましょう。
HSP関連の書籍ではセルフチェックや、他の症状・体質についても詳しく書いてありますよ。
② HSPが苦手なニュース!事件で不安&ウクライナの戦争など
ニュースの中でも何系が苦手かを自覚しておきましょう。
苦手なニュースがわかれば意図的に避けることができるからです。
まず1つ目は自然災害に関するニュース。
『自分の地域でも起こるのでは?』と不安になってしまうんですね。
2つ目は戦争や紛争に関するニュース。
他国の報道でも被害者の立場に寄り添いすぎたり、無力感で辛くなる繊細さんがいます。
3つ目はパンデミックに関するニュース。
最近ではコロナの報道が多かったですが、行動制限や感染の恐怖を感じてしまうケース。
ニュースは追い続けると、どんどんつらい気持ちになります。
『もし災害にあったら、もし感染したら』と、不安や恐怖がどんどん大きくなってしまうんです。
参考⋙HSPは被害妄想をしやすい?思い込みが激しい妄想癖の解決
③ HSPならニュースに関する向き合い方は2つある
ニュースに対して効果的な向き合い方は2つあると思っています。
まず1つ目はニュースを選別すること。
大前提として不用意に不安を煽るようなニュースサイトは見ないこと。
ただ災害などのニュースは自分の住んでいる地域も関係してくるので、完全に断つことはできません。
そんなときも事実のみが書かれたニュースだけを見れば、不安感が軽減します。
このようにニュースを発信する媒体やサイトを選別するのが1つ目の作業。
そして2つ目は日頃から癒しを自分に与えること。
ストレスを溜めこんでいれば、以前まで平気だったニュースにも過敏に反応するようになります。
そうならないために、日常的に取り組めるリラックス方法を試しておきましょう。
HSPとニュース・報道
- HSPだと共感疲労などで疲れやすい
- 事件・災害・戦争などの報道に注意
- ニュースの受け取り方・リラックス方法が大事
HSPでニュースがつらいとき!見ない媒体やニュースサイトを決める
まず1つ目の対策となるニュースの選別について見ていきましょう。
- 報道を見る媒体を決める
- ニュースを見る回数を減らす
- ニュース以外の刺激も減らす(オマケ)
この3つの対応をすることで、過剰に不安や緊張を感じることはなくなります。
選別① ニュースの媒体を選ぶ
辛いニュースの中には災害など、自分に被害が及ぶ可能性があるものもあります。
なので悲惨なニュースでも最低限の情報を受け取ることは、自分の身を守るために必要なこと。
そこでまずはニュースを受け取る媒体を固定しておきましょう。
必要以上に不安や緊張を煽るような媒体は遮断してOK。
あなたに必要な事実だけを受け取れる情報元を見つけておきます。
不安を煽る媒体
- テレビの報道
- 雑誌・週刊誌
- SNS・ネットのコメント欄
私個人としては淡々と読み上げられるラジオや、ABEMAニュースだと不安が少なくなります。
個人の意見や、将来の可能性について必要以上に不安を煽られる情報元は断って大丈夫。
LINEニュースやヤフーニュースも見ないようにしています。
人間関係に関しても、噂話や憶測で不安を煽ってくる人とは距離を置きましょう。
人も情報も『合わないな』と感じたら、距離を取るのがHSPの暮らしには必要ですよ。
参考⋙HSPと合わない人を避けて波長が合う人との巡り合う方法
選別② ニュースに触れる回数を決める(減らす)
次はニュースに触れる回数を固定させるという方法。
なぜ固定させるかというと、暇な時間があればネットやテレビで報道を見聞きしてしまうから。
なのでニュースは朝だけ見るなど、時間を固定させるのがおすすめ。
あとは先ほどの合わない媒体は、最初から見聞きしないようにしておきましょう。
ニュースと離れる方法
- LINEニュースの通知を切る
- テレビはスポーツやバラエティーしか見ない
- 新聞は経済欄しか読まない
- コンビニの週刊誌コーナーは無視
- うわさ話が好きな人とも距離を置く
そして完全に脱ニュースする日を作るという方法もおすすめ。
これはデジタルデトックスの一種で、休日にSNSやニュースを一度も見ないという過ごし方になります。
スマホを家に置いて自然の中を散歩したり、日帰りの旅行へ行くのも良いですね。
選別③ ニュース以外の不快な刺激も減らしていこう
ニュースの質を選別して、量を減らす。
そうした後はニュース以外の刺激も減らしていきませんか?
HSPであればニュース以外にも苦手な刺激はあるはず。
そちら側の刺激を選らせば、ストレスが減っていきますよね。
そうすれば不用意に受け取る報道やニュースにも過敏に反応しなくなります。
光・音・匂いなど、HSPが感じる不快な刺激は個人差があります。
もし騒音や大きな声で話す人が苦手なら、こちらの記事を参考にしてください。
参考⋙大きい音が苦手なのはHSPだから?声が大きい人への対策
ニュースを選別する
- 情報元を絞る
- ニュースを見る回数を減らす
- 休日はデジタルデトックス
- ニュース以外の不快な刺激も減らす
それでもHSPでニュースがつらいとき!過剰に反応しない体作り
ニュースに関する2つ目の対策は癒し。
ココロとカラダを癒すことで、刺激に過敏に反応しないようになります。
ニュースに限らずですが、過敏なHSPさんは日頃から自分を休める方法を持っておくと良いですよ。
① 幸せなニュースをストックしておく
SNSを使って、癒しを作ることができます。
それが自分だけの幸せなニュースを作るという方法。
『ニュース=悲惨なもの』とは限りませんよね。
幸せに慣れるニュースを、インスタやTwitterのいいね欄に貯めておくんです。
これを帰宅時の電車などで見れば、心が癒される時間が作れますよ。
私が最近ハマっている”ほっこりニュース”も紹介しておきますね。
② ニュースで貯めた疲れを癒す!癒しスポット&癒しタイム
ニュースで疲れた心を休ませる場所や時間を作りましょう。
普段使う場所で癒しスポットを作っておくと、リフレッシュしやすいです。
私の癒しスポット
- 会社のベランダから見える景色
- 通勤時の誰もいない神社
- 家の近くの河川敷
- 家のトイレとお風呂
実際にある場所でなくても大丈夫。
例えば大自然を撮影したYouTube動画を見ると、スッと心が楽になります。
このように1日の中で5分ほど、心を安らげる場所をたくさん作っておく。
これだけでニュースで疲れた心をリフレッシュできますよ。
③ 自分にとって心地いい刺激を与える
今まではニュースなど、不快な刺激を断つことを前提に話を進めてきました。
最後は刺激の中でも、あなたにとって良い刺激を集めるというリフレッシュ方法を紹介します。
先ほどお話しした幸せなニュースを集めるという方法に似ています。
ニュースに限らず、幸せな刺激をストックしていきましょう。
五感が過敏なHSPさんであれば、心地の良い刺激で人一倍リラックスできるはずです。
好きな刺激を集める
- 好きなアロマを見つける(嗅覚)
- 肌触りの良い肌着を探す(触覚)
- ヒーリングミュージックを聞いてみる(聴覚)
- 好きな景色をスマホの壁紙にする(視覚)
- 以前から気になっていた飲食店に行く(味覚)
人間関係においても同じですね。
苦手な人を避けたら、その分だけ好きな人と接する回数を増やせれば最高です。
友人や恋人などは相手の意志もありますが、自分の努力で増やせるものもありますよ。
癒しで自分を守る
- 幸せになれるニュースを保存しておく
- 普段の生活圏内に癒しスポットを作る
- 幸せな刺激も集めておく
HSPはニュースで辛い思いをしがち!見れないときは量を減らそう
繊細なHSPさんだと悲惨なニュースを自分事にとらえがち。
災害や事件などは何度も報道されますし、辛い思いをしてしまうかもしれません。
そんなときはまずニュースに接する回数を減らせないか考えましょう。
無駄に不安を煽るようなテレビやSNSはシャットアウトする。
そして逆に幸福度が高まるようなニュースや刺激を集めていきます。
日々の充実度は、どんな世界に身を置くが大事。
不快な刺激を少し減らして、幸せな刺激を少し増やす。
これの繰り返しで、少しずつ毎日の暮らしが楽しくなっていきますよ。
次はこちら⋙HSP向けの結婚相手とは?結婚生活の現実
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