HSPだと人が怖い?避けるべき人や苦手な人への対処法

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人に会うのが怖い… HSPと人間関係

繊細で刺激に弱いHSPさんは、人が怖いと感じる瞬間が多いです。

非HSPの人からは共感されづらいので、自分で対応しないと問題は解決しません。

そこで今回は、HSPで人が怖いと感じる原因や対策について考えていきましょう。

  1. HSPで人が怖い場面【ケース別】
  2. HSPが避けるべき人物像
  3. 苦手な人への対処法

この3つのポイントを抑えれば、外出中や普段の生活でビクビク怯えることも少なくなります。

人が怖いと感じる恐怖を0にはできませんが、少しずつ減らしていくことはできますよ。

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HSPで人が怖いと感じる場面

まずはHSPだと、どんな場面で人が怖いと感じるかを見ていきましょう。

学校や職場、プライベートなどの人間関係で恐怖を感じる場面を挙げてみました。

次の3つの内、あなたはどのシチュエーションで怖いと感じますか?

① 繊細さゆえ他人から評価されるのが怖い

他人が怖いHSP

他者評価を気にするタイプのHSPさんがいます。

他人の言動を察して、自分がどう思われているか気にするタイプの繊細さん。

このタイプのHSPだと、周りの人から評価される場面で恐怖を感じます。

が怖いと感じる場面

  • 取引先との顔合わせ
  • 飛び込み営業
  • 合コン
  • 婚活パーティー
  • 引っ越し後のご近所付き合い
  • 転校した後の友達作り
  • 好きな人と会話しているとき

このように相手からどう思われているかが、仕事やプライベートの結果に関係するとき。

そんなシチュエーションで、”人が怖い”と感じやすいんですね。

状態が悪化すると、人と会うだけで疲れるという状態になります。

コミュニケーションスキルを習得して、対人関係の不安や恐怖を和らげる必要があります。

参考⋙HSPだと人と会うと疲れる!話すと消耗する原因と回復方法

② 恋愛や友人で拒絶されたり嫌われるのが怖い

HSPが恋愛できない

相手から拒絶されたり、仲間外れにされるのが怖いHSPさんもいます。

誰でも大切な友達や恋人から嫌われるのは怖いもの。

でもその恐怖や不安が過剰で、相手の言いなりになってしまうのは危険です。

『都合の良い人』として扱われる可能性もあるので、関係性を良くするためには自己主張も必要。

初対面の人より、仲の良い人と会うのことにストレスを感じるなら、拒絶を恐れている証拠。

仕事はできるけどプライベートが上手くいかないHSPさんも、このタイプが多いですね。

参考⋙HSPさんが喧嘩できない原因や正しい自己主張について

③ 上司や親など年齢差や上下関係が怖い

高圧的な上司

上下関係がある人が怖いと感じるHSPさんも多いです。

過去の関係性から、”逆らえない”とか”怒られる”といった経験を持っていると、ビクビクしちゃうんですよね。

声をかけられただけなのに、『また怒られるかも』とおびえてしまう。

親や親戚と会うために実家に帰るのが憂うつな場合も、過去のやり取りで嫌な体験をしたことが関係しています。

こういった人間関係が苦手なHSPさんは、過去を何度も思い出すなど反芻思考が多い傾向があります。

HSPが人を怖いと感じる原因

  • 他人からの評価が怖い
  • 友達や恋人からの拒絶が怖い
  • 過去に年配から嫌な体験をされた
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HSPで人が怖いときの対策① 世の中で避けるべき人を知る

人が怖いと感じるとき、どのような対応策があるのでしょうか。

私が実践して効果があったと感じるのは、『人を避ける』と『自分を変える』の2つ。

まずは”人を避けること”についてお話しします。

自分の人生と関係のない人が怖い場合は、徹底的に避けた方が良いですよ。

① 街中でイライラしている人や怒鳴り声をあげる人

注意人物を避けよう

街中を歩いていると、明らかに不機嫌そうな人を見かけますよね。

電話越しに怒鳴っている人や、クレーマーを見つけることもあります。

HSPの場合は、こういったイライラしている人は徹底的に避けた方が良いです。

なぜならイライラしている態度を出す人がいると、”人が怖い”と感じる恐怖が大きくなるから。

さらに共感力が高いタイプのHSPさんだと、相手がイライラしているだけで自分もイライラしてしまいます。

職場や友人との間ならまだしも、街中の関係ない人がイライラしているのなら無視が一番。

物理的に距離を取って、目に入らない聞こえない距離まで遠ざかった方が良いですよ。

② マナーを守らない人にも恐怖を感じるのは自然

マナーが悪い人

最近は街中でマナーを守らない人も目立ちます。

マナーを守らない人

  • 歩きタバコをしている
  • 電車の車中で寝る
  • 室内でマスクをしない

このような人を見かけたときも、距離を取った方が良いでしょう。

理由は最近、こういった人が周囲に害をもたらすニュースが多いから。

変に注意などをしたら、あなたが巻き込まれるかもしれません。

なので街中でそういった人を見かけたら、スッと距離を取るのが正解。

参考⋙HSPなら電車も対策!通勤時に疲れる瞬間や苦手意識の克服方法

③ HSPを理解してくれない人にもサヨナラ

セルフチェック

学校や職場や家庭など、生活圏内でも距離を取った方が良い人がいます。

それはHSPを理解してくれない人。

HSPが胡散臭いとかワガママだと決めつけている人といると、あなたが傷つく恐れがあります。

そういった経験が増えれば、人が怖いという感覚もさらに強くなってしまいますよね。

なので身近な人の中に、あなたの体質を理解してくれない人がいたら距離を取りましょう。

一人暮らしや転職など、物理的に離れる必要はありません。

一緒にご飯を食べないとか、必要最低限な会話に減らすだけでも効果があります。

そして相手に自己主張するときは、頭ごなしに相手を否定しないようにしましょう。

『なんでわかってくれないの!』とあなたも感情的になると、関係に亀裂が入ります。

相手からメンドクサイと思われると、さらに気まずくなるので要注意。

参考⋙HSPの人はめんどくさい?めんどくさい人と判断されるNG言動

HSPが避けるべき人

  • イライラしている人
  • マナーを守らない人
  • HSPを理解できない人
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HSPで人が怖いときの対策② 苦手な人への接し方を考える

最後は人が怖いときの対策の『自分を変える』について。

先ほどの人が怖いと感じるケース別に、対応策を考えて行きましょう。

人が怖いと感じるケース

  • 他人の評価が怖い
  • 拒絶されるのが怖い
  • 上下関係が怖い

① 他人から評価されるのが怖いとき

人が怖いを克服

初対面の相手や取引先など、相手からの評価が怖いとき。

私が試して効果があった対処法は2つあります。

まず1つ目は自分の思い込みに気づくこと。

人と会う時の恐怖は『嫌われたらどうしよう』とか、『今回も上手くいかない』などネガティブな思考にとらわれるのが原因。

そんなときに浮かんだ思考を、最初はスマホのメモ帳に記録しておくんです。

記録するとわかるのですが、自分の思考がけっこう間違っていることに気づくんですよね。

  • ビクビクして出会いの場に参加したら友達ができた
  • 飛び込みで営業したら、意外と話を聞いてくれた

このようにメモをすることで、自分の思い込みや思考が現実でないことがわかります。

すると次から人と会う時に、『嫌われたらどうしよう』と思っても『また勘違いかも』と思い直せます。

メモを取って1週間後に、その思考が正しかったか振り替えるだけなので簡単ですよ。

2つ目の方法は、証明マインドセットから成長マインドセットに切り替えること。

人間は大きく証明マインドセットと成長マインドセットに分けることができます。

  • 証明マインド…他人から優れていると思われたくい
  • 成長マインド…昨日の自分より優れていたい

証明マインドセットで人生を過ごすと、他人からの評価で一喜一憂することに。

またSNSなどでの承認欲求も強くなって、時間やお金を浪費してしまいます。

結果的に他人からどう思われるのかに、ビクビクと怯えてしまうんですね。

なので今日から少しずつ、成長マインドセットに切り替えていきましょう。

比べるのは他人ではなく、昨日の自分。

昨日の自分より少し成長できることに集中します。

私が取り組んだこと

  • 筋トレを始める
  • 資格の勉強を始める
  • 英単語を覚える

最初は1日3分の筋トレから始めました。

それを少しずつ増やしていき、さらに仕事面でも成長しようと資格を取得に挑戦。

過去の自分と比べて成長するために時間をお金を使う。

こうすれば他人からの評価が、どうでもよくなってくるんですね。

他人からの評価が怖くて一人を選ぶと、孤立しやすくなります。

周囲の人からも『一人が好きなんだ』と、会話にも入れなくなるので注意しましょう。

参考⋙HSPだと人に興味がないと思われがち!?距離感の取り方

② 友達や恋愛で拒絶が怖いときの対応

上司、先輩、後輩

大切な人から嫌われるのが怖い場合は、対策は2つ。

1つ目は自己評価を高める方法を実践すること。

自己評価が低いと、嫌われるのが怖いという気持ちが強くなります。

友達や恋人といても楽しくないし、ビクビクしながら付き合うことになるんですね。

自己評価の高め方は簡単です。

まず理想の友人や恋人を想像しましょう。

その相手はあなたに、どのように接してくれるでしょうか?

いつも自分の味方でいてくれて、優しくて、応援してくれて…

このように理想の友人像や恋人像をイメージしていきましょう。

そして次はその理想の人物像のように、自分で自分自身に語りかけていきます。

自己評価が低い人は、自分に厳しく評価をしがち。

それを理想の人物があなたに語り掛けるような言葉に変換していくんです。

言葉を変換する例

  • 自分には絶対できない
    ⇒今まで上手くいったこともあるじゃないか
  • きっともうダメだ
    ⇒少し疲れているんじゃない?休んだらどう?
  • 挑戦するのが怖い
    ⇒いきなり挑戦するのは誰だって怖い。まずできるところから始めよう

このように『理想の人なら自分に何て言うか?』を想像して、言葉を置き換えていきます。

すると自己評価も高まっていき、拒絶される恐怖も薄れていきますよ。

2つ目の対策は、アサーションというコミュニケーション。

アサーションとはお互いの気持ちを汲み取りながら、主張していくというスキルになります。

自分の考えと同じくらい相手の考えも大事。

逆に相手の気持ちと同じくらい、あなたの気持ちも大事に扱います。

対象ではなく対等に扱うことで、二人で前を向いて未来を考えられるようになりますよ。

恋人と長期的に良い関係を築きたいなら、アサーションは知っておいて損はありません。

参考⋙HSP向けの結婚相手とは?結婚生活の現実

③ 親や上司など上下関係が怖いとき

HSPは家族といると疲れる

上下関係が怖いときは、アドラー心理学の考え方がおすすめ。

一時期に流行った考え方で、自分と他人の境界線を意識しようというものです。

アドラー心理学は人間関係にタテはなく、ヨコの関係性であると考えます。

何か取り組んだり選択する時に、『これは誰の課題なのか』を考える。

それが自分の課題であるなら、他人には介入させない勇気が必要なんですね。

アドラー心理学の例

  1. 親に結婚しろと言われた
  2. でも結婚するかは自分の課題
  3. 自分が結婚したくないならしなくていい
  4. 親に強制されることはないし、断っていい

アドラー心理学を意識すると、自分ができることに集中できます。

仕事なら上司との関係にビクビクするより、目の前の仕事に集中した方が良いですよね。

目の前の仕事に集中できれば、結果的に成果もでるし評価も高まります。

ただ例外として、職場でハラスメント的な言動があるなら転職も視野に入れましょう。

すぐに転職する必要はありませんが、『いざとなったら転職できる』と知るだけで気が楽になりますよ。

参考⋙HSPの成功者はいる?経営者や責任者に向かない理由

HSPだと人が怖いと感じやすい!苦手な人との接し方を変えよう

人に会うのが怖い…

他人の言動や刺激に過敏に反応するのが、HSPの体質の1つです。

なのでどうしてもネガティブな反応を恐れて、『人が怖い』と感じやすいんですね。

ただそういった恐怖や不安は、今日から変えることができます。

まず街中で会った人など、自分とは関係ない人の場合は物理的に距離を取る。

友達や上司など、生活圏内で苦手な人がいるなら、自分の考え方や接し方を変えましょう。

結果的に関係性が変わったり、苦手意識が薄くなりますよ。

何も変えようとせず我慢し続けると、”人が怖い”から”人が嫌い”となります。

これは孤立や孤独に繋がるので、その前にアプローチしませんか?

参考⋙HSPは人嫌いなのか?人を嫌いになるキッカケや解決策

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