HSPが恋愛で疲れる瞬間は?しんどい原因や疲れない恋人探し

HSPは恋愛で疲れる HSPと人間関係

HSPだと恋愛で疲れることがあります。

繊細さや過敏さゆえに、恋人と一緒だとストレスを感じることも。

ただ事前に自覚していれば大丈夫。

日頃から疲れを解消させたり、しんどいと感じない距離感で付き合うこともできますよね。

今回は『HSPが恋愛で疲れる原因と対策』についてお話しします。

まずは自分がどんなシチュエーションで疲れやすいのかを確認すること。

そうすれば疲労回復の方法や、良い距離感で付き合える恋人像が見えてきますよ。

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HSPが恋愛で疲れる理由とは?

HSPには4つの特性があると言われています。

その特性がマイナスに働くとき、恋愛でしんどい状況になるんですね。

HSPの特性

  • 共感力が強い
  • あらゆる感覚がするどい
  • 刺激を受けやすい
  • 考え方が複雑で深く思考をする

① HSPは共感力が高くて感情の浮き沈みが激しくなる

喜怒哀楽

HSPの特性の1つ目は共感力の高さです。

周りの人の感情を察することができるというもの。

繊細さんがカウンセラーに向いていると言われるのは、この共感力の高さゆえです。

相手に寄り添ってあげることができる素晴らしい特性。

ですが恋愛になると、距離が近くなりすぎて疲れる原因になるんですね。

例えば恋人が喜怒哀楽が激しいタイプの場合。

あなたは穏やかな日常を送っていても、恋人の感情の起伏をそのまま受け取ってしまいます。

するとあなたの感情も揺れ動いて疲れてしまう。

なので恋人選びをするときは、感情が安定している人を選んだ方がいいんですね。

ヒステリックな人や、メンタルが不安定な人はHSPさんには相性が悪いと言えます。

② HSPは相手のことを気遣って精神的に疲れる

家で気を遣う

HSPは小さな変化も見逃さずに情報を受け取る特性もあります。

この感覚の鋭さは、恋人など好きな人には特に発揮されるもの。

なので相手の何気ない言動に対しても反応してしまうんですね。

  • 返信が来ない。嫌われたの?
  • 今日はデートが楽しそうじゃない?

このように相手に注意が向きすぎて、一喜一憂してしまう。

長期的な関係を作るとなると、一緒にいるだけで疲れてしまう原因となります。

これは完璧主義の繊細さんに多い傾向があります。

なので相手にとっての理想の恋人になろうとしないことが大事。

完璧を演じると欠点に目が行くし、本音が言えない関係になります。

相手にも完璧を求めたら、相手も疲れてしまいますし。

だから完璧主義による減点方式ではなく、加点方式で恋愛関係を築くように心がけましょう。

そして相手の良いところや感謝は言葉にして伝えあうようにすると関係が良好になりますよ。

参考⋙HSPは完璧主義になりがち!リスクもある

③ HSPにとって定番のデートは疲れるものが多い?

混雑

定番デートをしても、疲れやすいのが繊細さんが気を付けるポイント。

五感の中で特に苦手な感覚があれば、それを刺激される場所にいくとドッと疲れます。

HSPが苦手なデート

  • テーマパークなどの混雑
  • 映画館など大きな音がする
  • 動物園など臭いがきつい

デート中は楽しくても刺激が強くて、家に帰ると疲れが押し寄せることも。

事前に恋人に苦手な状況を伝えておいた方が安心です。

定番にこだわるより、2人で楽しめるデートコースを考えた方がいいですよ。

④ HSPは思考が深いので悩みやすい!自己肯定感の低さ

イライラしがち

HSPは思考が深くなる傾向があります。

なので研究職など、じっくりと時間をかけて没頭できる仕事が向いていると言われるんですね。

ただこれが恋愛になると、”気にしすぎ”として疲れる原因となります。

とにかく相手から嫌われないようにする

これが度を過ぎると、一緒にいるのが疲れてしまいます。

それに自己肯定感が低いことから、相手を束縛したり浮気を疑うなどの行動が増えることも。

これは相手にとっても不快だし、どちらも幸せにならない関係になってしまいます。

自分の頭だけで考えないことが大事。

2人に時間の余裕があるときに話し合って、軽い段階で悩みを解消させていくのが理想です。

HSPが恋愛で疲れるとき

  • 共感力が高いので感情が揺れ動く
  • 勝手に一喜一憂して消耗していく
  • 五感が敏感なのでデートで疲れる
  • 繊細なので傷つくし傷つけやすい
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HPSが恋愛でしんどいと感じるときの対策

では恋愛でしんどいと感じるとき、どのような解決方法があるのか。

良い距離感で付き合うための方法について考えて行きましょう。

① 相手にHSPであることを打ち明けるのが第一歩

二人の未来

良い関係を続けたいのなら、HSPであることは伝えた方がいいです。

ただ専門用語として『HSPなんだ』と言っても理解してもらいづらい。

なので苦手な状況やシチュエーションを伝えるようにしましょう。

“人混みが苦手”とか”大きい音が苦手”など具体的に言う方が、相手も理解しやすいです。

デートプランなども2人で考えるとき、苦手な状況を避けてもらえます。

例えば私の場合は映画が好きなのですが、映画館で見るのは苦手なんですね。

ただこれを伝えていれば、映画を家で見るなどの楽しみ方ができます。

参考⋙HSPだと映画は苦手?疲れるジャンル

② HSPの恋愛を語り合える仲間を作る

飲み会をする

2人だけの世界に入っていると、一般的な価値観がわからないことがあります。

束縛なども、ボーダーラインがわからない人がやりがちな行為。

そこで次にオススメなのがコミュニティに入ることです。

繊細さんはあまり交流関係を積極的に作ろうとはしません。

でもそれだと恋人との関係性が強くなりすぎて、正しい判断ができなくなります。

(別れたいけど孤独になるのは嫌だから付き合い続けるなど)

HSP同士でやり取りができるコミュニティがおすすめ。

Twitter(X)などで繊細さん同士で繋がるアカウントを作ってはいかがでしょうか。

他のHSPさんが学校や会社で、どんな工夫をしているかも知ることができます。

恋愛の悩みなども同じ境遇の人に打ち明ければ、解決策も見えてきやすい。

コミュニティに参加するのがしんどいなら、本を読むのも良いですよ。

自分以外の繊細さんが見ている世界を知るのも、良い勉強になるはず。

恋愛関係にどっぷりハマるのを防ぎ、客観的で冷静に関係を見直せるようになります。

参考⋙HSPにおすすめの書籍は?悩み別

③ 距離感を保つことが恋愛で疲れないコツ?お互いを尊重しよう

理解者

距離感が近くなりすぎないようにするのも、疲れないためのコツです。

お互いのプライベートな時間も尊重する。

とくに繊細さんの場合は静かに一人で過ごす時間を確保して、神経を休めることが大切です。

ひとりの時間の過ごし方

  • 昼寝をする
  • 自然の中を散歩する
  • ヨガやストレッチをする

恋人が友達が多いタイプだったり、趣味がある人なら尊重しましょう。

お互いがそれぞれの時間を持った方が、デートのときも新鮮で楽しい気分になれますよ。

恋愛で疲れないための方法

  • HSPによる苦手な状況を伝える
  • HSPのコミュニティなどに参加する
  • ひとりの時間を確保して静かに過ごす
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HSPで恋愛が疲れるときは恋人選びを変える

恋愛で疲れないためには接し方だけでなく、相手選びも重要になります。

そこで最後は繊細さんが、恋愛でしんどい思いをしないための恋人選びを見ていきましょう。

① HSPであることを受け入れてくれる人

男女くつろぐ

先ほど恋愛で疲れないためにも、『HSPであることを伝えた方がいい』と言いました。

ただ伝えたけど相手が受け入れてくれなかったら意味がありませんよね。

『そんなの気の持ちようだろ』とか、根性論で解決しようとする相手なら大変。

なので事前に、こちらが苦手な状況を理解して避けてくれる優しい人であるかが重要です。

デートはお互いが楽しく過ごせるのが一番。

自分のやりたいことだけを強要してこず、2人で一緒に楽しいことを作ろうとするような人を選びましょう。

もともとHSPは繊細なので、少しの刺激でも楽しい気分を味わえます。

近所を散歩したり、音楽を聞いたり、動植物を触れ合ったり。

なのでそういった些細な日常を、一緒に楽しめるような人が合っているかもしれません。

参考⋙HSPの長所(メリット)は?良いところや得意なこと

② 精神的に安定している人だと感情の影響を受けにくい

目が覚める

精神的に余裕がある大人な人を選ぶと、穏やかに交際できます。

HSPは共感力が高いので、相手の感情の起伏にも左右される。

だから些細なことで、喜怒哀楽をハッキリ表現する人といると疲れてしまいます。

そういう意味では、年上の人と付き合うのとかも良いかもしれません。

『この人と一緒にいると落ち着くな』と思えたら理想的。

ネガティブすぎたり悪口や陰口が多い人も気を付けたいですね。

感情が悪い方向に安定していても、その攻撃的な思考に消耗してしまいます。

参考⋙HSPは悪口が苦手?陰口や悪口を言う人への接し方

③ 交際後の理想の距離感が一致する人

HSPは付き合ったあとも、一人の時間を作った方がいいという話をしました。

つまり相手も同じようにプライベートの時間が欲しい人の方が話が早いです。

趣味を持っている人だったり、一人でゆっくりする時間が必要な人がおすすめ。

休日は必ず会いたいタイプや、連絡の頻度が多い人だと疲れやすいですよ。

お互いに信頼して一定の距離感を空けられる方が、ストレスなく関係を保つことができます。

【オマケ】HSPの人同士は恋愛の相性が良い?

セルフチェック

余談ですがHSP同士の恋愛は相性が良いとは限りません。

確かに相手もHSPだと、打ち明けるのはすごく楽です。

ただ実際にHSPといっても、細かいタイプや苦手な刺激には個人差があるんですね。

なので相手がどういった状況が苦手ななのかは、相手から聞かないとわかりません。

『同じHSPなんだから言わなくてもわかってくれる』ということはない。

HSPにしても非HSPにしても、自己主張をする必要はあります。

HSPが疲れない恋人選び

  • HSPであることを受け入れてくれる人
  • 感情が安定している人
  • 趣味など一人の時間が欲しい人
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HSPは恋愛で疲れやすい!距離感や接し方を気を付けよう

HSPは繊細さゆえ恋愛で疲れやすいです。

恋人となると距離感が近いので、精神的にしんどいと感じることがあるかもしれません。

そんなときはまず正直に打ち明けること。

どんなシチュエーションが苦手なのかを伝えることから始めましょう。

そして1人で入れる場所を意識的に作って、何の刺激も受けない時間を作ります。

そういった要望を理解してくれる人と付き合うと、良好な関係が築けますよ。

本来HSPは優しくて相手の気持ちを理解できる人が多い。

だから同じように優しい相手を選べば、満足できる恋愛が実現しやすいです。

次はコチラ⋙HSPは離婚率が高いの?

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