HSPは薬が効きやすいの?実際の経験と対応を話します

HSPは薬も効きやすいのか? HSPとは

私自身HSPとして暮らしていますが、薬が効きやすいと感じる瞬間があります。

病院でもらった薬の副作用に悩まされたり、薬が効きすぎて困ったことも。

でもだからといって、自分の意志で薬の飲み方を変えるわけにもいかないですよね。

そこで当時の私がどのように対応したかをお話しします。

  • HSPで薬が効きやすい人はいる?
  • 私が実際に体験したこと
  • HSPと薬の距離感を見直す

私個人のお話しが中心になりますが、きっとあなたに参考になる部分があるはずです。

今後、どのような点で注意していけばいいのでしょうか。

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HSPだから薬が効きやすい?

HSPと一言で言っても、五感が過敏だったり、他人の言動に繊細な人などタイプは様々。

そもそも薬が効きやすいHSPさんはいるのでしょうか?

HSPで薬が効きやすい人はいる

結論から言うと、薬が効きやすいHSPさんはいます。

HSPと一括りにしても、どんな刺激に弱いかは個人差があるんですね。

例えば私は音と振動に過敏で、耳鳴りや動機に繋がることで悩んでいます。

それにカフェインやアルコールにも弱いので、普段から摂取を避けていたり。

これ以外にも他人の言動が怖かったり、不安から被害妄想に走るなどタイプは様々。

なので薬が効きやすいHSPさんもいて当然です。

プラシーボの可能性もある

そしてHSPさんで不安を感じやすい人は、プラシーボ効果も考えられます。

『薬を飲む』こと自体に不安を感じて、副作用などを強く意識してしまう。

結果的に効果が出やすいと判断したり、副作用が出たと思うんですね。

参考⋙HSPは被害妄想をしがち?思い込みの強さと妄想癖の改善

プラシーボといえば『思い込み』と思われがちですが、本人にとっては薬の効き目を体で体験しているはず。

なので成分に過敏に反応している場合以外に、思い込みの強さから体が反応している可能性もあります。

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HSPの私が薬が効きやすいと感じた瞬間

私自身も薬を飲んだときに『効きやすいな』と感じる瞬間があったんです。

その体験談やその後の対応についてお話ししますね。

胃薬でトイレ事情が変わった

パン屋でバイト

仕事が忙しくなった時期に、私は人生初の胸焼けを体験しました。

胃酸がお腹に溜まってる感じがして、胃が焼かれてる感覚があったんです。

内科に行くと先生から胃酸を抑える薬をもらいました。

その薬をしばらく飲んでいると、お腹が緩くなってしまったんですね。

2週間後に医師に伝えると『副作用でそうなる人もいる』とのこと。

結局、効果が弱い薬に切り替えることで対応してもらいました。

副作用はキチンと病院の先生に伝えれば対応してくれますよ。

アレルギーの薬で眠たくなった

寝室

花粉症の時期になると、目を開けて外を出るのも辛くなります。

両鼻が詰まって息もできないので、耳鼻咽喉科へ毎年通っています。

そこでもらうのがアレルギーのお薬。

ただこの薬は副作用で眠気があるんですね。

お薬手帳にも『運転前はお控えください』と書かれていました。

実際に薬を飲むと、目がトローンとしてウトウトしてしまいます。

これを先生に相談したところ、『では夜に飲みましょう』と服用する時間帯を変えることに。

昼食後に飲んでいた薬を夕食後にすることで、寝つきも良くなったんです。

眠気の副作用は日中だと不便ですが、夜になると寝やすくなるというメリットに変身。

家族の生活音に悩まされていたので、寝つきが良くなったのは助かりました。

参考⋙HSPは寝れないことが多い?睡眠不足の対策

メンタル系のお薬は大変だった

仕事中の眠気

大学時代に病んで心療内科にも通っていましたが、そちらのお薬は大変でした。

少量から試していき、便秘や頭痛などの副作用が出たら薬を切り替える。

別の薬も少しずつ量を増やして、また副作用がきつくなったら薬を変える。

自分に合った薬を見つけるのに数カ月ほどかかってしまったんですね。

(病院の先生を信用できずに1度、病院を変えたこともありました)

このように精神的な不調からくるお薬の場合は、よりデリケートな問題が出てきます。

なので私は本を読んで調べた、運動や食生活でのケアも試していました。

参考⋙HSPの本でおすすめ15選!HSPなら一度は目を通したい書籍

内視鏡検査の鎮静剤もきつかった

人生初の胃カメラを経験したとき、鎮静剤を使ってもらったんです。

鎮静剤を使うことで胃カメラ時の記憶が無くなり、ボーっとしている間に検査が終わるんですね。

胃カメラが苦手な人に人気の検査ということもあり、私も鎮静剤を使ってもらいました。

ただ結果としては鎮静剤が効きすぎることに。

検査後もずーっと頭がボーっとしてしまい、結局その日は何も手につきませんでした。

後で先生に聞いてみると、『数時間で違和感はなくなるはず』とのこと。

そこで私は”薬が効きやすい体質なのかもしれない”と再確認しました。

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HSPで薬が効きやすいときの対応について

最後は薬が効きやすいという自覚があるとき、どのように対応すればいいかをお話しします。

専門家の人の意見に耳を傾けながら、自分でできる対応もありますよ。

医師と薬剤師に相談する

医師に相談

まず最初に心掛けたいのは、医師や薬剤師さんへの相談です。

薬を飲んでから感じた効果や副作用を報告しましょう。

その効果によって医師は薬の量を調節したり、別の薬を試すことになります。

薬剤師さんも薬の知識が豊富なので、飲み合わせや飲み方など細かいアドバイスがもらえますよ。

必須なのはお薬手帳ですね。

お薬手帳を1つ持っておけば、ドラックストアの薬剤師さんにも相談しやすいです。

漢方薬やサプリを検討する

漢方薬

薬がどうしても苦手なら、漢方薬やサプリを検討しましょう。

例えば私の場合は、一時期寝つきが悪く困っていました。

ただ薬は増やしたくなかったので、代わりに漢方薬を試すことに。

漢方薬は薬ほど即効性はありませんが、じんわりと効いてくる感じです。

もし代替が可能なら、漢方薬やサプリがあるドラックストアへ行き薬剤師さんに相談してみましょう。

メンタル系の疲れの取り方

またメンタル系のお薬については、薬以外のケアが大切になってきます。

私が試して効果があったのはウォーキングと食事。

1日6000歩は歩くようにして、体を動かす習慣をつけました。

これでクヨクヨ悩む時間が減ったり、寝つきが良くなったんですね。

また食事もお菓子やパンを辞めることで腸内環境が改善。

便通がスッキリ出ることで肌の調子も良くなり、前向きになることができました。

朝日を浴びたり有酸素運動をすることは、精神的に良い効果があるという研究結果はたくさんあります。

寒い時期は自宅でヨガなどをして背骨をねじるだけでも体がポカポカしてきますよ。

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HSPは薬の飲み方にも注意!薬剤師さんとの関係を密に。

HSPさんの中には薬に過敏に反応するタイプの人もいます。

なので医師や薬剤師さんに正直に話して、対応してもらうのが先決。

あとは漢方医やサプリなどで代用したり、生活習慣を見直した対応も必要になります。

勝手に薬の量を変えたり、飲むのを辞めるといったことはしないでください。

医師が信用できないなら別の病院へ。

薬剤師さんが信用できないなら、別の薬局で話を聞いてもらうことをおすすめします。

次はこちら⋙HSPで電車が辛いときの対策を考える

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