HSPだと仕事が見つからない?就職できない原因や自分らしく働ける就職先の見つけ方

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HSPで仕事が見つからない HSPと仕事

HSPさんは、自分に合う仕事が見つからないという悩みを持ちがち。

私も就職活動で悩み続けましたし、『こんな自分で大丈夫か』と葛藤がありました。

実際に働いてみると、『就活でこうしていれば…』といくつか後悔することもあります。

そこで今回はHSP向けの仕事の見つけ方を紹介。

繊細さんだと仕事を見つからない原因や、違う角度から企業を探す方法。

そして最後は焦るとやりがちなNG行動や、企業選びに失敗するリスクを見ていきます。

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HSPだと仕事が見つからない3つの原因!就職できない理由

なぜHSP体質だと、仕事を見つけづらいのか。

そこには繊細さからくる、3つの原因があります。

あなたはどの原因に当てはまりますか?

① HSPの適正を活かした仕事がわからない

セルフチェック

HSPというと『刺激が苦手』とか、『他人の言動が怖い』というネガティブな部分に目を向けやすい。

でも実際はその繊細さを活かせる仕事というのもあるんですね。

ただ『HSP=できないことが多い』と決めつけていると、仕事選びも難航します。

“できるだけ簡単な仕事を選ぼう”と思い、あなた自身が興味がある分野をスルーしがち。

なのでまずは、HSPの適性を活かせる仕事を知りましょう。

HSPにおすすめの仕事

  • 精密さ・正確さを求められる仕事…経理・整備士・研究員
  • クリエイティブを活かせる仕事…Webデザイナー・イラストレーター
  • 他人の心や立場に共感する…介護士・保育士・カウンセラー
  • 動物・植物に対する仕事…農業・トリマー・ペットシッター
  • 一人で集中できる職場…フリーランス・工場作業員・IT系

あなた自身はそこまで苦労したわけではないのに、なぜか周囲から評価された。

そんな経験があるなら、それがあなたの長所である可能性が高いです。

そういった長所が思い当たらないなら、逆に苦手なことを挙げるのもおすすめ。

『これだけはしたくない』『これは苦手』という仕事を避けるだけでも、働きやすさは全然違います。

② 繊細さゆえの不安から仕事や職場に100点を求めている

断る勇気

HSPさんは失敗への不安が高い傾向があります。

周囲からの視線や他人の評価に過敏に反応してしまうので、社会的な失敗を避けたいんですね。

ただそうなると仕事選びにも完璧さを求めがち。

実際に100点の完璧な仕事や職場はないので、『仕事が見つからない』という状態に陥ります。

仕事選びの基準

  • 業務内容

  • 給料

  • 雇用形態

  • 職場・転勤の有無

  • 有給などの福利厚生

このように仕事を選ぶ時の条件はたくさんあります。

ただ全て理想の職場を探すのは無謀。

  • どの条件は妥協できるか
  • 逆に絶対に妥協したくない条件は何か

こういった優先順位を決めることで、仕事を絞れるようになります。

あまり要求が多いと、就労支援の方からワガママとか甘えといった印象を持たれますよ。

参考⋙HSPが嘘くさいと言われる理由!胡散臭いイメージの原因

③ 仕事が見つからないときは探し方がワンパターンかも

どれだけ時間をかけても仕事が見つからない。

そんなときは仕事の見つけ方が、ワンパターンなのかもしれません。

例えば求人サイトを使って条件指定で検索するなど。

確かにこの探し方は、自分の条件に当てはまる求人が見つかります。

ただ似た求人や同じ求人が何度も出てくるし、新しい発見がないんですね。

なので求人サイトしか使っていない場合は、別の探し方も検討しましょう。

特にHSPさんの場合は、職場の人間関係などを事前に知れた方が安心して就職できます。

そういった意味では、正社員登用制度があるアルバイト求人なども候補になりますね。

あとは就労支援でプロの人に相談したり、オファー型の求人サイトを使う方法もあります。

仕事が見つからないときは、探し方を変えてみるのもおすすめ。

HSPで仕事が見つからない原因

  • HSPの特性を活かそうとしていない
  • 完璧な条件を求めている
  • 探し方がワンパターン
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HSPで仕事が見つからないとき!自分らしく働ける就職先の見つけ方

先ほどの原因を踏まえると、HSPさん向けの仕事の探し方も見えてきます。

どうすれば繊細さを不利にせずに働けるか。

どういった職場であれば、繊細さを活かして働けるのでしょうか?

① HSPとして苦手なこと・向いていないことを挙げる

メモ帳

HSPの体質や気質を活かした仕事の例は、先ほども挙げました。

HSPにおすすめの仕事

  • 精密さ・正確さを求められる仕事…経理・整備士・研究員
  • クリエイティブを活かせる仕事…Webデザイナー・イラストレーター
  • 他人の心や立場に共感する…介護士・保育士・カウンセラー
  • 動物・植物に対する仕事…農業・トリマー・ペットシッター
  • 一人で集中できる職場…フリーランス・工場作業員・IT系

今度は逆に、HSPの特性が不利にならない職場を考えて行きましょう。

仕事というのは基本的に『長所を活かすための場所』です。

なので苦手なものを自覚していた方が、面接も突破しやすいし就職後も評価されやすいんですね。

ちなみに私が苦手なことや、向いていないことは以下の通りです。

HSPの私が苦手なこと

  • 満員電車での通勤
  • ノルマがある
  • 飛び込み営業
  • クレーム処理
  • 職場がうるさい・騒音がある
  • マルチタスクを求められる

不快な刺激があったり、精神的なプレッシャーが多い仕事は避けました。

あなたも仕事選びで苦戦しているなら、『やりたいこと』と逆の『やりたくないこと』から仕事を探してみましょう。

もしHSPの体質や気質に詳しくないなら、本を読むのもおすすめ。

参考⋙HSPの本でおすすめ15選!一度は目を通したい書籍

② 仕事選びで妥協できる条件は?ステップを踏むキャリアもある

すべての条件に当てはまった職場はありません。

もし見つけたとしても、実際に就職すれば、理想と現実にギャップはあります。

なので『100点の職場を探す』というのは無謀なんですね。

そこで事前にハッキリさせておきたいのが、『優先順位』です。

あなたが職場に求めることの条件をリストアップして、優先順位をつけましょう。

  • (A)絶対に譲れないもの
  • (B)できれば当てはまるもの

条件を、このAとBの2つに振り分けていきます。

優先順位をつける例

  • ノルマがない(A)
  • フレックスタイム制(B)
  • クレーム処理がない(A)
  • マルチタスクを求められる(B)

そして仕事を絞るときは、(A)だけを見て判断。

(A)は妥協せずに、(B)は当てはまったらいいなくらいで仕事を絞っていきます。

あとは働き方も柔軟に見ていくと良いですよ。

例えば正社員で年収600万以上となると、応募できる求人は絞られます。

ただ『副業可で残業がない仕事で年収400万』という職場で働き、残りの200万円を在宅ワークなどで稼ぐことはできます。

このように副業を視野に入れた働き方を考えるのもあり。

資格を取って転職するとか、フリーランスとして独立できるまで副業で経験を積むという方法もあります。

働き方も柔軟に考えると、候補になる求人が増えてきますよ。

参考⋙HSPの成功者はいる?経営者や責任者に向かない理由

③ 仕事が見つからないHSPにおすすめの仕事選び2パターン

求人サイトで条件を指定して検索する

この方法以外でHSPさん向けの仕事選びが2つあります。

まずは正社員登用制度があるアルバイト求人を探すこと。

これは最初はアルバイトとして働き、従業員と企業側の同意があれば正社員にいなるという働き方です。

最初にアルバイトとして働くことで、仕事が自分に合うか、職場に馴染めるかを確かめることができます。

とくに職場の人間関係で上手くいくか不安なHSPさんに、おすすめの探し方となります。

参考⋙正社員登用制度のアルバイト求人をタウンワークで探す

2つ目はオファー型の求人サイトを使うこと。

求人サイトは基本的に応募者からアプローチをかけますよね。

でもオファー型の求人サイトは逆の方法を取ります。

希望者の情報をもとに企業側が、『私の会社はどうですか?』とオファーしてくるんですね。

これで客観的にあなたの強みや、面接で有利になる業界がわかります。

オファーが来たからといって、その企業に応募する必要はありません。

ただオファーが来る業界が偏っているなら、その業界ならあなたを高く評価してくれる可能性があります。

第三者から見たあなたの強みや適性がわかるので、仕事選びにも活かせますよ。

参考⋙マイナビ転職のスカウト機能を見てみる

HSP向けの仕事の見つけ方

  • HSPを活かせる仕事から探す
  • 苦手なことを避ける条件から仕事を探す

  • 仕事選びの条件に優先順位をつけ

  • 社員登用制度のアルバイト求人も探す

  • オファー型の求人サイトを使う

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HSPで仕事が見つからないときのNG行動!焦ると探し方がブレる

仕事が見つからないときに、焦る気持ちはわかります。

ただ焦りから判断力が落ちると、就職後に後悔することになります。

特に次の2つの探し方はしないように心がけましょう。

① HSPには急募は向かない?退職が多いブラック企業かも

同調圧力

採用されないと焦ると、急募など受かりやすい求人が魅力的に見えてきます。

ただ急募という求人を出している企業には、リスクもあるんですね。

それが『職場環境が悪い可能性があるから』

例えば急に誰かが退職するような理由が潜んでいる。

またはつねに求人を出し続けるくらい、長期雇用する仕組みがない労働環境である。

このように『誰でもウェルカム』という求人を出している職場はリスクもあります。

特にHSPさんにとっては、ハラスメントなどが横行する職場は避けたいはず。

労働環境が整っている職場であれば、結果的に長く働く人が増えてきます。

焦りから採用されやすい職場を選び、目先の内定に飛びつかないようにしましょう。

② 妥協する条件は変えない!我慢はメンタルを病む

コールセンターのバイト

HSPの体質や気質を考慮して職場は選んだ方が良いです。

なぜならそういった繊細さは、我慢とか根性で克服できるわけではないから。

例えば未経験からくる苦手意識は、経験で克服することもできます。

満員電車などが苦手という場合も、グッズなどを使えば不快さは軽減できます。

参考⋙HSPなら電車も対策!通勤時に疲れる瞬間や苦手意識の克服方法

ただHSPゆえの刺激の弱さや他人への過敏さは、克服というより避けた方が無難。

『騒音に弱い』『クレームが辛い』、こういった体質に関係するものは克服が難しいんですね。

なので仕事が見つからないからと、HSPが働きづらい職場に応募するのは避けましょう。

先ほども言ったような、転職や副業・フリーランスを視野に入れた働き方も考慮すると良いですよ。

リスクが高い仕事の選び方

  • 急募や求人を出し続けている企業に応募する
  • HSPの体質や気質を無視して応募する
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HSPだと就職先は見つけづらい!探し方に柔軟性を持たせよう

HSPが仕事を探すときは難航することが多いです。

希望する業界や働き方以外にも、繊細な自分らしく働けるかという条件が追加されるから。

でも5人に1人はHSPと言われていますし、あなたらしく働ける職場は存在します。

大切なのは柔軟性を持つこと。

仕事の選び方・候補となる企業の絞り方・求人サイト以外の探し方

このように従来とは別の角度で就職活動をすることで、新しい発見がありますよ。

HSPを活かした職場で働けるのが理想です。

参考⋙HSPで記憶がいい人との違いや覚えられないときの対応

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