HSPだと旅行は疲れるから嫌い?楽しめない苦手意識の薄め方

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HSPは旅行へ行くと疲れる HSPと暮らし

HSPだと旅行で逆に疲れることがあります。

私自身も繊細さゆえ旅行が嫌いというか、旅行先で楽しめないこともありました。

ただ苦手な原因を自覚して対処すれば、旅行を少しずつ楽しめるようになりますよ。

この記事でわかること

  • HSPが旅行嫌いなワケ5選
  • 旅行が嫌なときに残された選択肢
  • HSP向けの旅でリフレッシュする方法

嫌なのに無理して周りに合わせて旅行をする必要はないので上手に断りましょう。

もし本心では行きたい気持ちがあるなら、グッズや旅行計画を工夫して旅先の刺激を軽減できますよ。

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HSPだと旅行は疲れる?嫌いなワケ

なぜHSPだと旅行先で疲れやすいのか。

結果的に旅行自体が嫌いになるのは、以下の5つの原因があります。

① 旅行前の計画で細かいところが気になる

HSPで勉強

非HSPの人が見逃すような小さなことも考える感受性が強い繊細さん。

計画を立てるときに、細かいところが気になった疲れることはありませんか?

私も持ち物や計画表を作らないと不安なタイプ。

でもその計画を作ることも、時間をかけて調べる面倒くささがあるんですよね。

結局『家でボーっとしてる方が楽かも』とか思っちゃいます。

旅行の立て方としては、優先順位をつけるのがいいでしょう。

必ず立ち寄りたい場所をいくつかピックアップしておく。

それ以外はあえてルーズにして、その場の状況に任せる方がストレスは無くなります。

友達と一緒に行くときは自由時間を設定しておくと、あなただけの時間も確保できますよ。

② 旅行中の移動で刺激が多いのも嫌

旅行先にいく途中で疲れちゃうこともありますよね。

例えば満員電車やマイカーでの長距離移動。

節約しようと思うと夜行バスなども候補になります。

私はこういった移動全般が苦手で、長距離移動で疲れ切ってしまうタイプでした。

五感の刺激に過敏なHSPだと、特に混雑しているとストレスを感じやすいはず。

自分で計画を立てられるなら、ストレスが少ない移動手段を考えましょう。

おすすめの移動手段

  • 寝台列車
  • 新幹線(お盆以外)
  • 飛行機

混雑を事前に回避できるような移動手段がおすすめです。

旅行先でもバスなどで迷ったり調べ直すのが面倒なら割り切ってタクシーを使うのも良いですよ。

もちろん苦手な五感の刺激があれば、自分を守るグッズも用意しておきましょう。

おすすめグッズ

  • 酔い止め薬
  • イヤホン(騒音対策)
  • アイマスク(光対策)

③ 旅行先の観光スポットも混んでるとしんどい

混雑

無事に旅行先についてもHSPには休まる暇はありません。

足を運ぶ場所は観光スポットが多い。

つまり人気のスポットなので混雑で人混みになりますよね。

行列を待ったリ、イライラしている人たちの中で過ごすのは繊細さんにとってツライ状況。

私も全く知らない場所にいると落ち着かないでソワソワしてしまいます。

だからこそ先ほどいったように優先順位をつけるのが大事。

どうしても立ち寄りたい場所をいくつかに絞ること。

それ以外は温泉やマッサージなど癒し系のスポットを入れておくといいですよ。

食事も人気な場所より、個室で落ち着ける場所の方がHSPに向いています。

参考⋙HSPは外食が苦手?嫌なお店の傾向と対策

④ 旅行中の人間関係でモヤモヤしやすい

友達といると疲れる

旅行中は外からの刺激だけでなく人間関係でも衝突しやすいです。

突然のアクシデントがあれば、そこで意見がまとまらないこともあるでしょう。

そんなときにHSPだと相手の顔色を気にして、気分をリフレッシュできませんよね。

どんなに仲が良くても、ずっと一緒にいると疲れるのも当然です。

意見が違ったときのために、最初から自由行動の時間を作っておく工夫は可能。

それでも疲れるような人間関係は上手く断ったり、あとでオススメする一人旅を検討しましょう。

⑤ 旅行先のホテルや旅館でぐっすり眠れない

旅行が終わって疲れてホテルに帰ったら、ぐっすりと寝たいですよね。

明日も予定が詰まってるし、疲れた体を癒したいところ。

ただHSPの場合は、急に寝室が変わると落ち着いて寝れないことがあります。

私も旅行先で自分の枕ではないことが気になって寝れないタイプ。

長期の旅行だと寝不足で体調を崩す恐れもあるので気を付けたいですよね。

私の場合は昼寝などをして夜の寝不足を補っていました。

あとは部屋着やアロマなどは家から持ってきて『いつも通りの寝室』を再現。

枕や毛布を持ってくるのは難しいですが、カバンに入れやすいグッズはそのまま持参できますよ。

HSPで旅行が疲れる原因

  • 計画を立てるのが大変
  • 移動手段でストレスがある
  • 観光スポットは人混みになる
  • 旅行中の人間関係がギスギスする
  • 慣れない寝室で寝れない
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HSPが友達との旅行を楽しめないときの選択肢

これからも旅行を楽しめそうにない

そんなときは無理をして旅行に参加する必要はありません。

状況に応じて上手に断ったり、旅行中のストレスを減らせないか考えていきましょう。

① プライベートの旅行なら参加しないのもあり!上手な断り方

プライベートの旅行だと、嫌で無理して参加する必要はありません。

相手が不快にならないように上手く断ればそれでOK。

断り方としてはまず最初に結論を伝えましょう。

迷っているというニュアンスだと説得されかねないのでハッキリと断ります。

『ごめんなさい。気持ちは嬉しいけど行けない』

理由に関しては正直に旅行自体が苦手と伝えても良いでしょう。

断り方の例

  • 乗り物に酔いやすくて迷惑をかける
  • 最近、疲れていて体調を崩すかもしれないから
  • 暑いのが苦手だから(寒いのが苦手だから)

別の理由を伝えて断っても構いません。

嘘をつくことに罪悪感は不要。

相手を傷つけないための嘘なら、それは優しさや思いやりの行動だからです。

断り方の例

  • 仕事が忙しくて
  • 実家に戻る予定がある
  • ペットを預かってもらえない
  • 最近、金欠ぎみだから

断ったあとに理由を伝える。

そして最後は『楽しんできてね』とか『帰ってきたら話を聞かせて』などフォローしましょう。

そうすれば誘った相手も嫌な気持ちにはならないですよ。

② 自分で計画を立てる!苦手な状況を減らす

田舎道

本音では旅行についていきたい

そんなときは旅行計画をあなたが立てるという方法があります。

HSPが苦手な移動手段を避けたり、苦手そうな観光スポットを避けたりできます。

ホテルや旅館なども、あなたが落ち着いて寝られるような場所を探せますよね。

コツは予定を細かく立てすぎないこと。

完璧な予定を立てようとすると、旅行当日に時間に追われることになります。

先ほどもいったように優先順位をつけて、『必ず寄りたいところ』をピックアップ。

それ以外は『いけたらいいな』くらいにして、その日の状況に合わせて行くか行かないか決めると良いですよ。

参考⋙HSPは予定を立てるのが苦手?急な予定変更も嫌

③ 社員旅行など断れない旅行へ参加するときは?

社員旅行など断れないケースもあるでしょう。

このときは嫌な状況や不安なことを紙に書いていきます。

そしてその中から対処できそうなことだけでも対応していくんですね。

そうすれば旅行中の刺激が減らせるので、繊細さんも少し過ごしやすくなります。

旅行中の不安

  • 移動中に酔ったらどうしよう
  • ⇒酔い止めを財布の中に入れておく
  • お酒が苦手
  • ⇒下戸の社員と同じテーブルに座る
  • 苦手な上司がいる
  • ⇒その上司が苦手な人と一緒にいる

旅行にいけばストレスを0にすることはできません。

ただ事前に『◯◯になったら△△をしよう』と対策は立てられます。

参考⋙HSPを克服した人っているの?克服の意味

旅行が苦手なときの選択肢

  • 行きたくないなら断って構わない
  • 本音で行きたいならストレスがない計画を立てる
  • 会社など参加が必須な場合はグッズと体調管理が必要
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HSP流の旅行!苦手意識を薄めよう

旅行は苦手だけど克服したい

そんなときはHSPに向いている旅行を検討してみませんか?

私が好きで休日によくやる過ごし方を最後に紹介しますね。

① 一人旅をしよう!予定を詰め込みすぎない

一人旅ならHSPが旅行で疲れる原因を防ぐことができます。

HSPが旅行苦手な理由

  • 計画を立てるのが大変
  • 移動手段がしんどい
  • 観光スポットが混んでいる
  • 人間関係でストレス
  • ホテルで寝れない

こういった苦手な原因も一人旅なら問題ありません。

ざっくりとした自由度の高い計画を立て、ストレスのない異動手段を選びます。

観光スポットより癒しが得られるような自然のスポットを選ぶことも可能。

(芸術や自然などから得られる感動はHSPの方が大きい。)

誰にも邪魔される一人でゆっくりと非日常を、気持ちのいいレベルで体感できますよ。

間違ってもずっと一人でいようとするのはダメ。

社会的に孤立するとストレスや不安が大きくなります。

あくまで休日の過ごし方として一人旅をしてはいかがでしょうか?

参考⋙HSPは友達いらない?縁を切るべき人の特徴

② 友達と旅行したいなら近場を選ぼう

もし友達と旅行に行きたいなら近場がおすすめです。

移動距離が短いので体へのストレスはありません。

遠出して不安になることもないし、日帰りや1泊もしやすいですよね。

地元に近いけど行ったことのない地域を旅するのも楽しいですよ。

旅行の予定は癒し系を優先してはいかがでしょうか?

癒し系のイベント

  • 自然が多い観光スポット
  • 水族館
  • 神社や仏閣巡り
  • エステやマッサージ
  • 温泉付き旅館でくつろぐ

都心へ行き買い物するのもいいですが、やはり混んでいるとHPSは疲れやすいです。

買い物タイムは自由時間などにして、あなたは消耗しすぎないようにするのもいいでしょう。

参考⋙HSPは買い物でも疲れる?ショッピングの心得

③ HSPが旅行するときの心強いグッズ

HSP向けの耳栓

もし旅行するときは、いろいろとグッズを準備しておきましょう。

繊細な刺激を減らすグッズや、ストレスを解消できるグッズがあれば心強いですよ。

五感を守るグッズ

  • イヤホン・耳栓
  • アイマスク
  • アロマ

旅行中にあると便利

  • 酔い止め
  • 胃腸薬
  • ウェットティッシュ
  • エコバッグ
  • マスク
  • ネックピロー

無理をして参加しようとすると、旅行日が近づくにつれ憂鬱になります。

少しでもストレスを減らす工夫をすることで、その日までの不安も軽減できますよ。

参考⋙当日になると行きたくなくなるのはHSPだから?

旅行の苦手意識を克服したい

  • 一人旅で慣れていく
  • 友達との旅行は近場から楽しむ
  • 旅行で役立つグッズをそろえる
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HSPは旅行好きになる必要はない!休日はリフレッシュ優先

HSPだと旅行中のストレスも過敏に受け取ってしまいます。

なのでみんなが楽しそうにしているイベントでも苦手意識を持つのは仕方がありません。

周りが参加しているからと無理をして旅行へ行く必要もないですよ。

プライベートなど断れる旅行なら上手く理由を付けて断りましょう。

もし本音では参加したいのならグッズを活用したり、旅行計画で苦手な場所を避けるのがおすすめ。

大人数過ぎる旅行はそれだけで心身の負担になりますよね。

なのであなたが行きやすい旅行のシチュエーションなどを自分でセッティングするのも良いでしょう。

参考⋙HSPは約束が苦手?守るプレッシャー

参考⋙3人以上だと話せないのはHSPと関係してる?

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