休むと罪悪感を感じるHSPへ!心から納得して上手な休息を取るコツ

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休んでいると罪悪感を感じる HSPと暮らし

休むことに罪悪感を感じるのはHSPさんによくあること。

真面目で他人の視線を気にしてしまうので、気軽に休息を取れないんですよね。

私も以前は仕事やプライベートでも、何か体を動かしていないと落ち着けませんでした。

そこで今回は『HSPが納得して心から休息を取る方法』を紹介します。

この記事でわかること

  • なぜ繊細だと罪悪感を感じやすいのか?
  • 申し訳ない気持ちが薄める方法
  • 効果的な休息の取り方

形式的に休んでいても、なぜか精神的な疲れがとれない。

そんなときは休息への考え方を変えて、罪悪感を薄めてみませんか?

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休むと罪悪感を感じるHSPさんの事情

なぜ休むことに罪悪感を感じてしまいやすいのか。

それはHSPの特性である繊細さや過敏さ・共感力にありました。

① 他人と比べるクセがあると休みづらい

同調圧力

HSPの特性の一つに繊細さがあります。

繊細さとは周りの情報をキャッチする能力が高いということ。

つまり他人を観察することが多いので、自分と比べる回数も増えてしまいます。

私もよく”自分だけ休んでいいのか”とモヤモヤすることがあるんですね。

結局、休日をもらっても心からリフレッシュできるわけではありません。

こんなときはまず他人と比べるより、過去の自分と比べる回数を増やしましょう。

脳は『○○しない』という命令を受け入れることはできません。

なので逆に『○○しよう』と上書きできる別の思考を繰り返すんです。

今回の例だと『他人と比べないようにしよう』とせず『過去の自分と比べよう』とする。

そうすれば自然と他人の視線や言動を過剰に気にすることはなくなりますよ。

② 完璧主義で真面目など”休み=悪”になる

HSPの完璧主義

HSPさんは真面目な人が多いです。

とても良いことなのですが、それが完璧主義にまでなると大変。

休んでいることに罪悪感を感じて、心から休めなくなるんですね。

この場合も少しずつ完璧主義を和らげてあげる必要があります。

私の場合は”小休憩”をたくさん取るようにしました。

数分間の小休憩をたくさんとるとリフレッシュできて、逆に仕事や勉強が捗ることを実感。

それからは休日を取ることへの罪悪感も薄まりましたよ。

完璧主義は負けず嫌いだったり、同世代といると劣等感を感じるタイプの人にありがちです。

誰かが休日を取ったときに『私の負担が増える!』とイライラするのも危険。

この思考が定着すれば、次に自分が休みづらくなるからですね。

参考⋙HSPは同世代が苦手?比べてしまうときの対応

③ 過去に休んでいた誰かを許せなかった?

HSPは怒ると黙る

あなたは誰かが休んでいる姿を見たとき、何を思いますか?

もし誰かが休んでいる姿を見て、イライラしたり納得できないとき。

それがあなたが罪悪感を感じることに繋がっている可能性が高いです。

『私はこれだけ頑張っているのに…』とイライラしてしまう。

そうすると自分が休むときに、周りも同じように考えるはずだと判断するんですね。

そうすれば休むことに抵抗を感じても仕方ありません。

この場合はまず休みを取っている人を見たら、労いの言葉を心の中で浮かべましょう。

そうしていれば自分自身が休む側になったとき、心から納得して休息が取れます。

HSPが休むと罪悪感を感じるワケ

  • 他人の視線が気になってしまう(繊細さ)
  • 完璧主義だから休むことに抵抗がある(思考のクセ)
  • 過去に他人が休んだことに納得していない(真面目さ)
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HSPが休むときに感じる罪悪感の薄め方

どうすれば休むときの罪悪感を減らせるのか。

意識や思考を少し修正すれば、申し訳ない気持ちも薄まっていきます。

① エッセンシャル思考を身につけよう!『より少なく×より良く』

HSPである私が読んだ書籍の中で、素晴らしい本の1つがエッセンシャル思考。

これは『より少なく、より良く』を実現させるための思考法です。

それまでの私は『足りない!もっと増やさないと!』という思考でした。

お金を増やすには残業をするなどですね。

ただエッセンシャル思考の考え方は逆。

不要なものを99%排除して、残り1%に全力を注ぐ。

そうすれば以前よりも成果が出せるという思考法になります。

これを意識することで、普段の仕事への取り組み方が変わりました。

働き方を見直す

  • 後輩に仕事を教える
  • 単純作業はアルバイトを雇う
  • 休憩を挟んだ方が集中力が上がる

大事なことを見極め、自分の時間とエネルギーを効果的に配分していったんです。

そうすれば仕事での成果を出しつつ、労働時間を減らすことができたんですね。

いきなり99%を捨てることはできません。

なのでまずは1つ余計なことを辞めて、1つ大切なことを始めるのがおすすめ。

辞めやすいもの【家事編】

  • 床掃除はルンバに任せる
  • 自動調理家電を買う
  • 外食する日を週に1日増やす

辞めやすいもの【生活編】

  • CM…テレビは録画してCMをスキップ
  • 買い物…まとめ買いやネット通販を使う
  • 服選び…前日の夜に明日何を着るか決める

このように取り組みやすいものを選んで1つ行動を減らしてみる。

そして空いた時間を休憩時間として、リフレッシュできる行動に移しましょう。

② セルフコンパッションもHSP向き!心に親友を作る

休憩を取る自分を許せない

自分に厳しい完璧主義の人に試してほしいのがセルフコンパッションという思考。

セルフコンパッションとは”自分に思いやりを向ける”ことです。

甘やかすわけではありません。

親友に語り掛けるように自分に語り掛けることで、現状を受け入れて一歩を踏み出す勇気を与えてくれる思考法です。

セルフコンパッションをする効果

  • 怒りや悲しみが減りストレスが軽減する
  • 前向きな思考になる
  • 心疾患の予防となる

セルフコンパッションの取り組み方は簡単です。

ポイントは”親友が同じ状況なら何て声をかけるか”をイメージすること。

セルフコンパッションの手順

  • 自分の状況や感情・思考を見つけて受け入れる
  • 親友と同じような言葉を自分にかける
  • 自己と他者に共通する人間性を見出す

普段から友達や親友にかける言葉をメモしておくと良いですよ。

そうすればツライときや休息を取りたい時、その言葉を自分に与えることができます。

私がメモしている言葉の例

  • よく頑張っているね。ちゃんと休めてる?
  • 身体を壊したら元も子もないよ
  • いつでもそばにいるから、ゆっくり休んだら?
  • たとえ君が失敗しても、ずっと友達だよ

セルフコンパッションができれば、休息時に罪悪感を感じることもなくなります。

自分に優しくするのは繊細なHSPさんにとっても大切なことですよ。

参考⋙人に優しくされると泣くのはHSPだから?

③ 周りの目を気にする自分⇒観察する自分へ

上司、先輩、後輩

周りの目が気になるときは、視線が相手から自分へ向いているイメージですよね。

なのでそのときは逆に、あなたから相手へ意識を向けてはいかがでしょうか。

私も一緒に働く人や、友達を観察して気づいたことがありました。

それは誰もが同じように疲れを感じていて、誰もが休んでいること。

それに気づいてからは休んでいる時間も『みんなもやっているし』と思えるようになりました。

視線の意識を逆にすることで、私も周りの一部であることを痛感。

誰かが休憩を取っていても何とも思わないし、自分が休むときも納得できるようになりましたよ。

罪悪感を薄める方法

  • エッセンシャル思考で完璧主義から成果主義へ変わる
  • セルフコンパッションで自分に優しい言葉をかける
  • 視線が気になるなら観察をする
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それでも休むと罪悪感を感じるときの疲れの軽減方法

どうしても休むことに抵抗がある

そんなときは少しずつ休むことへの抵抗感を減らしていきましょう。

① 仕事中に1分の小休憩を何度も作る

HSPは働けない?

何もしない休日を作るのが苦手

そんなときは小休憩を作るのがおすすめ。

私も最初は1分間の小休憩を取ることから始めました。

仕事の合間に数分だけ休憩を取る。

周りにバレることはないし、1日トータルで見たときの労働時間も変わりません。

むしろリフレッシュできて集中力が高まるのでおすすめ。

おすすめの小休憩

  • 肩を回す
  • ヨガを1つする
  • 好きな曲を1曲聞く
  • 最寄り駅から家までウォーキングする
  • 窓を開けて新鮮な空気を入れる

ささいな刺激を味わう能力が高いHSPさんの特性を活かしましょう。

心地の良い小さな刺激でも、そこから十分に休息が取れます。

② 敏感な人向けの上手な休憩の取り方とは?

何もしないでいるのが苦手

そんなときは休憩の取り方を変えてみてはいかがでしょうか?

私が意識している休息の取り方は”逆”です。

例えばデスクワークをしたら休憩時にはヨガなど体を動かす。

逆に運動して疲れたら、昼寝など体を横にしてストレッチをする。

このように先ほどまでしていた行動の逆を意識すると、効率的に休息ができます。

短時間であっても、体を癒すことができますよ。

参考⋙休日ずっと寝てしまうHSPへ!休みの日を充実

③ 1日トータルでやることを減らす

苦手な音がいっぱい

HSPさんは普段の生活でも刺激を受けやすいですよね。

なので休息を取りづらかったら、消耗させる原因を遠ざけるのも重要。

疲れを溜めないように心がければ、必要な休息時間も少なくなります。

刺激の遠ざけ方

  • 怒っている人からは離れる(共感力)
  • ノイズキャンセリングのイヤホンをつける(聴覚)
  • サングラスをする(視覚)
  • マスクにアロマをつける(嗅覚)

このように苦手な刺激を遠ざける工夫をすれば疲れも溜まりづらくなります。

どうしても休めないときは、”疲れない生活”を意識してはいかがでしょうか?

例えば実家暮らしであれば、親との関係性も消耗の原因となりますね。

参考⋙HSPの親は過干渉?原因や接し方について

休息の取り方

  • まずは短時間の休息から始めて慣れていく
  • 休息は直前の行動の逆を意識する
  • 刺激を遠ざけて疲労を減らす
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HSPだと休むことに罪悪感を感じやすい!まずは小休憩から始めよう

真面目で繊細なHSPさんは周りの目も気にして休憩を取りづらいかもしれません。

そんなときはまず数分間の小休憩をたくさん取ることから始めませんか?

周りにバレない範囲で頭のスイッチをオフにする時間を増やす。

そこから始めて休息への罪悪感を薄めていきましょう。

無理にリフレッシュするからと、周りの休日の過ごし方に合わせる必要はありません。

非HSPの人の休日が、HSPにとってストレスになることは多いですし。

参考⋙HSPは外食が苦手?無理をしない

参考⋙HSPは嘘を見抜くのが得意なのか?【経験談】

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