HSPだと普段の生活で、相性の良い人と悪い人がハッキリ分かれませんか?
一緒にいるだけで心が消耗していく人もいれば、会話をせずとも安らげる人もいます。
今回はそんなHSPにとって、相性の良い人・悪い人の見分け方を紹介。
- HSPと相性の良い人とは?
- 友人・恋人別で相性を考える
- HSPと相性の悪い人もいる
この3つのポイントを知れば、対人関係のストレス度を減らすことができます。
相性が良い人といる時間を増やして、相性が悪い人を避ける。
これだけで普段の生活を送っていて感じるネガティブな刺激を避けられますよ。
HSPと相性の良い人の特徴3選!相性の悪い人との違い
HSPにとって、相性が良い人はどんな特徴を持っているのでしょうか?
友人や恋人に限らず、普段の生活で接する人全般に当てはまる特徴になります。
① 感情のブレがない人
HSPは他人の言動や感情に過敏に反応します。
なので些細なことで泣いたり笑ったりするような人は、HSPさんとは合いません。
逆に感情の振れ幅が狭いというか、いつも冷静で穏やかな人と相性が良いです。
安心して一緒にいることができるし、こちら側の感情も安定しやすいです。
一喜一憂しやすいタイプの人とは距離を置きましょう。
相手の言動を気にするのに疲れたり、人と会うのが嫌になります。
② 物事への考えが柔軟な人
柔軟な考えを持っている人も、HSPと相性が良いと言えます。
特にHSPであることに理解を示してくれる人は、心強い味方になります。
職場でも教室でも、誰か一人でも理解者がいれば、それだけで過ごしやすくなるんですよね。
逆に固定観念が強いというか、『すべき思考』ばかり持っている人には要注意。
『○○すべき』とか『○○であるべき』といった相手の思考に、あなたも苦しむことになります。
③ 気を使わないでいい人
何となくという感覚が優れているHSPさんもいます。
そういったタイプの人は特に理由はないけど、『一緒にいると楽だ』と感じる人も大切にしましょう。
話し方や過ごし方など、お互いの波長が合っている証拠です。
- この人といるとなぜかホッとする
- この人といるときは疲れない
こんな感覚的な評価も大事になると、対人関係でのストレスは減ります。
逆に『嫌いではないけど一緒にいると疲れる』という人とは距離を取った方が良いですね。
HSPと相性が良い人
- 感情のブレが少ない人
- HSPへの理解がある人
- 一緒にいて楽な人
HSPと相性の良い人【友達】一緒にいて楽な人を探そう
次は先ほどの3つとは別に、友達として相性が良い人を見ていきます。
一緒に遊ぶなど時間を過ごす上で、どんな人といるとポジティブになれるのでしょうか。
① HSP同士だとしんどい感覚を共有できる
私が痛感しているのは、HSP同士が友達になると過ごしやすいということ。
お互いにHSPであることへの理解があるので、気を配りながら遊べるんですね。
HSPだとガンガン自己主張するタイプの人は少ないので、静かで穏やかな時間を過ごせます。
オフ会などで意気投合して仲良くなることも多いで。
お互いに私生活の苦労などを共感し合えるので、仲が縮まりやすいんです。
② 休日の過ごし方がインドア派の人
HSPでなくとも穏やかで物静かな人は、HSPさんと相性が良いです。
お互いに距離感を意識しながら付き合えるので、ズケズケと距離を縮めてきません。
休日は外に出るよりも家で過ごすインドアな人だと、一緒に遊ぶのも楽しいでしょう。
せっかくの休日に人混みや騒音がある場所で過ごせば、繊細さんは逆に疲れてしまいます。
そうではなく休日は家に居たいタイプの人なら、一緒に休日に心身を癒すことができますよ。
参考⋙HSPは友達といると疲れる?友達付き合いで心掛けたいコト
③ “べったり派”より”あっさり派”な人
友達付き合いのタイプは、大きく分けて2つあります。
まず1つ目は、いつでもどこでも一緒に居たいベッタリ派。
全てを共有しようとする人は、一人の時間も必要なHSPさんにとって相性が悪いです。
2つ目のタイプが、一緒に遊ぶ時だけ仲が良いアッサリ派。
仲良く遊びますが、お互いの趣味や別の友達付き合いも尊重できるタイプです。
HSPさんだと、アッサリ派の人と相性が良いでしょう。
お互いにストレスを感じない距離感で過ごすことができます。
喧嘩に発展するような心配もないですし。
HSPと相性が良い人
- 相手もHSPである
- 休日はインドアの人
- 人付き合いがアッサリしている人
HSPと相性の良い人【恋人】運命の人の見つけ方
次は恋愛面での相性について見ていきましょう。
身長や外見など、見た目については省きます。
内面や私生活において、次の3つをクリアしている方が付き合いやすいですよ。
① お互いを尊重し合える人
- 自分の意見が通らないと不機嫌になる
- 相手の意見に何でも従う
どちらも極端な例ですが、どちらもHSPとは相性は悪いです。
相手の立場に立てる共感力があるHSPさんの場合、相手も同じくらいの共感力は必要。
そうすればお互いの意見や気持ちを尊重できる関係性が築けます。
- 自分の意見を伝える
- 相手の意見を聞く
- 第三の選択肢を探す
このようにお互いの意見の両方を汲み取って考えて行けるんですね。
この関係性をアサーションと言います。
逆に意見を押し付けてくるような人とは、付き合っても長期的な関係は難しいでしょう。
同棲や結婚など距離が近くなればなるほど、一緒にいるのがしんどくなります。
② 精神的に自立していて誠実性が高い
誠実性が高い人の方が、HSPさんとの交際に向いています。
相手に依存することなく、自分の人生を生きながら交際も続けられる人ですね。
誠実性が高い人の特徴
- 相手に依存しない
- 冷静で穏やか
- 仕事も真面目
- 借金などもしていない
- 落ち着いて話し合いができる
HSPにとっては相手が感情的だと、それだけでストレスを感じてしまいます。
相手の反応にビクビク怯えたり、別れたいのに別れられないといった状態になるリスクも。
誠実性の高さは、HSPさんの恋人選びにとってすごく大切なポイントなんですね。
③ 経済的に自立している人
将来を見据えてというなら、経済的に自立しているかも大切です。
相手が職を持っていないとか、仕事をしていない場合は、結婚後に生活費の負担が増えます。
HSPさんは将来への不安なども感じやすいので、この生活費の負担が悩みの種に。
ただお互いに仕事をしていて、結婚後も共働きをするなら話は別です。
暮らしは1つ、収入源は2つとなるので、将来の不安やリスクが減るんですね。
経済的な自立は仕事はもちろん、借金や浪費癖も含まれます。
相手が感情面だけでなく経済面で不安定だと、結婚生活も不安が付きまといますよ。
参考⋙HSP向けの結婚相手の条件を確かめる
HSPと相性の良い恋人
- 相手を尊重できる
- 誠実性が高い
- 経済的に自立している
HSPと相性の悪い人に要注意!
最後はHSPにとって、相性が悪い人を確認しておきましょう。
嫌いではないのに一緒にいると疲れるという場合は、相性が関係しています。
特に私は次の3つのタイプに当てはまる人が苦手です。
① 五感に不快な刺激を与える人
HSPには五感で苦手な刺激がある人がいます。
まぶしい光が苦手だとか、匂いに敏感な人など。
私は騒音が嫌いなので、単純に声が大きい人が苦手だったりします。
このように五感に不快な刺激を与える人は、相性が悪いと言えるでしょう。
苦手な五感の例
- 体臭がきつい
- 声が高い(声が低い)
- 会話時に距離が近い
相手に悪気がない場合もありますし、人柄や内面の問題でもありません。
ただ苦手な刺激を与えてくる人とは、少しだけ距離を取った方が良いです。
② 恋愛メンヘラの人とは付き合わない方がいい
恋愛面ではメンヘラと言われる人との交際を避けましょう。
恋人への依存度が高い人と付き合うと、HSPさんにとってはキツイ状況が待っています。
メンヘラの例
- SNSはすぐ返信
- 休日は毎日会う
- 相手への依存度が高い
- 喜怒哀楽が激しい
- 別れたくても別れられない
このように相手が恋愛で執着度が高いと、恋人関係でストレスを感じることが増えます。
誠実性が高く、自分と相手の気持ちの両方を尊重して話し合える人が理想です。
③ 職場や学校のサイコパス気質な人とも合わない
職場や学校などでは、攻撃的な人とも距離を取った方が良いでしょう。
HSPは周囲の刺激に繊細なので、威圧的だったり攻撃的な人とは相性が悪いです。
威圧的な態度を取る人はすぐわかりますが、隠れた攻撃性を見せる人が厄介。
優しいフリをして自分の意見を通したり、罪悪感や恥を使って他人をコントロールするタイプです。
こういったカバートアグレッションと言われる人も、HSPとは相性が良いとは言えませんね。
HSPを自覚して相性が良い人と暮らそう!距離感の調整で楽になる
HSPだと対人関係で、相性が良い悪いがハッキリわかれます。
なのでまずは、どんな人と一緒だと居心地がいいか。
逆にどんな人といると疲れるかを自覚しましょう。
そして相性が悪い人を少しだけ避けて、その分だけ相性が良い人と過ごす時間を増やす。
これだけでHSPの対人関係の充実度は高まりますよ。
我慢や耐え忍んでばかりいると、人嫌いになる可能性もあるので要注意です。
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